鼻うがい。
1年前にまさかのコロナにかかって、
鼻の詰まりや、喉の不快感に閉口し、
それがきっかけで始めた習慣。
鼻と喉の通りが良くなる。
ちょっと怪しい時でも、鼻うがいをすれば、
快調になる。
これは良い!
と、実感してから、ほぼ毎日続いている。
最初は、市販の鼻うがいキットを使用。
小林製薬のもの。
鼻うがい用のポンプと洗浄用の専用液がセットに
なったものである。
https://www.kobayashi.co.jp/brand/hananoa/sp/
ただ、鼻うがいを毎日続けていると、洗浄用の専用液はすぐなくなってしまう。
消費量が並ではないからだ。
50ミリリットルのポンプを使って、朝晩2回鼻うがいをすれば、1日100ミリリットル。
1週間も経たぬうちに500ミリリットルの生理食塩水のボトル1本は、なくなってしまう計算となる。
最初は毎回購入していたが、面倒なのと
不経済であることから、自分で作ってみようと
思い立つ。
ネットでいろいろ調べてみると、要は、
①洗浄液は、生理食塩水であれば良い。
②生理食塩水は、ぬるま湯と塩でできる。
③生理食塩水の塩分濃度は、0.9%となるように
作れば良い。
と、いうことが分かった。
こういうことは、主婦であるソルトの得意分野で
ある。
料理と同じ要領で、塩分量をキッチンスケールで
きっちり測り、電気ケトルで作ったぬるま湯で、
しっかり溶かせばいい訳だ。
ということで、
次の道具と手順で毎回作るようになった。
難しそうに見えるかもしれないが、
2-3回やって要領を得ると、さほどでもない。
生理食塩水の消費量が多く、
毎回買いに行くのが億劫な方に、
ぜひオススメしたい。
【必要な道具】
・キッチンスケール
(小数点第1位まで計測できるもの)
・漏斗(じょうご・漏斗)
・電気ケトル
(40度前後の温度設定が出来るモノが良い)
※我が家の7段階の温度調節ができる電気ケトル↓
【手順】
①空になった洗浄液のボトルをよく水洗いする。
②乾いた付近の上に乗せ、丸一日乾かす。
※完全に乾いていなくてもOK。
③キッチンスケールと、漏斗を用意。
キッチンスケールは、小数点第1位まで
計測できるものを使用。
空になったボトルを、キッチンスケールの上に
載せ、漏斗をセット。
風袋をゼロにする。
④ 200ミリリットルの生理食塩水を作る場合、
以下の計算式で、必要な食塩の重量を算出。
200 g× 0.9% = 1.8グラム
漏斗をセットしたボトルに、
約1.8グラムの食塩を入れる。
※食塩は、キッチリ1.8グラムでなくてもOK。
こんな感じ↓
その後、電気ケトルで40度位に温めたお湯を
入れる。
※水道水をそのまま入れても良いみたいたが、
ソルトの場合、食塩を溶かしやすくするために
少し温めたお湯を使用。
電気ケトルがなければ、清潔な鍋や、やかんで、
軽く温めたお湯を使うと良いかも。
⑤ボトルを軽く振って、食塩をよく溶かす。
完成。
※少し温めたお湯で作った生理食塩水の方が、
常温の生理食塩水より、刺激がより少なく、
快適に鼻うがいができる。
ソルトの場合、生理食塩水は、2-3日で
使い切るようにしている。
本当なら作ったその日のうちに使い切ると
良いのであろうが、1年続けている現在、
支障は全く無いので、このやり方で、
当分はいいのかなと考えている。
インフルエンザにも、かかっていないし、
風邪もひかずに元気に過ごしているので、
この自作生理食塩水での鼻うがいは、
健康を維持するために成功しているのでは、
と考えている。
こういったものは、きっちり作ろうと思うと、
疲れてしまうが、「大体で良い」と思って、
ゆるく考えればよい。
そして、意外と簡単に、何でも自分で出来る
もんだ、と思うのである。