「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
- この夏、富士山に登ろう
- 富士宮口ルートから登ろう
と、いうところまで決めたソルトちゃん。
【前回までのお話】
ソルト、齢51にして、山小屋泊と富士山登山に挑戦! - 女性中間管理職ソルトちゃんの「毎日1ミリ前進!」日記
齢51であること、そして、1,000メートル以上の登山経験は、ほぼないことから、高山病防止のため、二日間かけて登ることとしました。
五合目から山頂までの間に山小屋で一泊するのです。
さてさて、山小屋を予約しないと。
しかし、富士山登山シーズンが始まっている中、今からでも予約できるんかいな。
http://www.fuji-tozan.com/04_lodge.html
そのパンフレットによると、五合目から頂上に至るまで、富士宮ルートには8つの山小屋があります。
それぞれの山小屋は、ホームページを設けているようです。
「山小屋に直接電話して確認を」と、観光協会のチラシや、各山小屋のホームページなどには書いてあります。
しかし、山小屋にイキナリ電話するのって、ちょっとハードルが高い…。
楽天トラベルとかみたいに、空き状況がすぐ分かる訳ではないのだ。
富士山の山小屋は、雑魚寝、って聞きます。
当たり前のものが手に入りにくい高い山の宿泊場所は、普段とは違う環境である事は理解すべきですが、それでもすこしでも、泊まるところの快適さを求めたいものです。
それぞれの山小屋の、寝る部屋の様子、提供してもらえるサービスなどを、満足の行くまで、比較検討できるようなサイトがあるといいのに…。
試みに、富士山、山小屋、泊まる、ツアー等のワードをもとに、ネット検索をしてみました。
そうやって探すと色々あります。
富士山登山ツアーなるものが。
バスや新幹線など、富士山までの足を手配してくれるもの。
そして、交通手段に加えて、山小屋の宿泊予約ができるもの。
世の中には、ほんとにいろいろ便利なシステムがあるものです。
そして、こういったサイトを経由しても、山小屋に直接連絡しても、宿泊料金は同じのようです。
あれやこれやと検索しているうちに、山小屋だけの予約ができるサイトも見つけました。
あー、よかった、これで予約しよう。
こういったサイトは空き状況もリアルタイムで分かるようです。
【参考にしたサイトの例】
https://www.travelroad.co.jp/fujisan-yamagoya/plan/
http://www.sunshinetour.co.jp/
しかし、山小屋は快適さも大事ですが、それよりも何よりも、何合目に泊まるかが大事です。
高山病対策、己の体力・筋力をうまくペース配分するために、1日目にどこで止まるか、2日目はどのくらい歩くのかをよく考える必要があります。
どういった行程で登るのか、どの山小屋に泊まるのかということを、自分なりに散々シュミレーションしました。
頭の中で考えていてもなかなかまとまらないので、紙に書き出し、4時間くらい迷いました。
ソルトちゃん、普段、時間がないない、と言っている癖に、こういったことへの時間は、結構、生み出して使えるもんです。
ソルトちゃんのことを「こだわる」と言ったお友達がいましたが、恐らく、こういったところなのでしょう。
結果、次の理由を優先事項として、山小屋探しをしました。
①高山病防止のため、一日目は、比較的低いところでカラダを慣らす。(と、言っても、既に2,800メートルほどの高さですが。)
②より快適なところ(個室がある、美味しいご飯が食べられる。因みに、富士山は携帯電話の電波は届くようで、そして充電用電源は、富士宮ルートのどの山小屋にもあるようです。)
③仮に体調が悪化して、頂上まで登りつけないとしても、ご来光が拝めるくらいの場所にある。
(可能な限り、リスクを少なくする。)
④天候不順の時に引き返しやすい。また、予約したのにお元気のせいで登れず、泊まれないというダメージが少ないところ。
(この点においても、可能な限り、リスクを少なくする。)
結果、富士宮口ルートの新七合目にある御来光山荘に泊まることに決めました。
九合目の山小屋を予約すれば、二日目は登る時間が少なく、ラクですが、一日目に一気に上に登るので、高山病になりそうだし、荒天でそこまで行き着けない可能性もありそうです。
ソルトちゃんの会社に、仕事で富士山に登った人たちがいて、高山病になってツラかった、、、という人が複数いましたし。
ただ、以上の仮説というか、自分なりの判断が正解なのか、間違っているかは、当日になって、登ってみないことには分かりません。
さて、これでお宿が決まりました。
次は、
・五合目まで行くためのスケジュールと算段
・山登りの服と道具の準備
・そして何よりも当日までにカラダを作る
です。
しかし、富士登山というのは、目標に向かって、漏れ抜けがないか、あれやこれやと思考する良い訓練になりそうです。
ソルトちゃんにとって苦手な分野なので、そういった意味でも、今回の登山は、良い挑戦となりそうです。
(次号に続く)