「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
隣に座っている主任さんが、ハッとした様子で、こちらを見ます。
「あっ、しまった!またやってしまった」と、反省。
机の引き出しを、パーン、と、大きな音を立てて、締めてしまったのです。
心の余裕がなくなってきた時は、まずはひとつひとつの動作を意識していきたい、いや、意識すべき、と、思います。
仕事をしていて、だんだん立て込んでくると、気が急きます。
早くやらないと、と思う気持ちが、一つ一つの動作を時間をかけぬように、早く、という心持ちになってしまいます。
す早く机の引き出しを閉めたり、物を置くときには慌てて置く、などし、ついつい荒っぽくなってしまいます。
そのたびに、バターンとかドーンという大きな音を立ててしまいます。
また、会社から帰宅して、急いで晩御飯を作らなければ、、、と疲れた体であれこれしている時もそうです。
冷蔵庫を閉める時、鍋や食材を扱う時、余分な力を入れすぎてしまい、バタン、ガチャン、ドスン、と、ひとつひとつ音を立ててしまいます。
あまり心地よい音色ではありません。
その時点で、あー、いかんと思います。
しかし、体が言うことを聞かないのです。
ついつい、投げやり的な動作になっている。
こういう時は、体と心が、SOSを出している、割り切らければいけない、と反省します。
千利休の利休百歌に、こんな歌があります。
「何にても道具扱ふたびごとに 取る手は軽く 置く手重かれ」
これを思い出します。
バターン、と、大きな音を出して動いてしまう。
そんな時は、一分でもいいから、瞑想の時間を取って体と心を休め、その上で動作を緩やかに、特に物を置く手は重々しく、そっと動かしたいと思います。