女性中間管理職ソルトの「へーそうなんだ~」日記

中間管理職、主婦業そして母親業やってます。自由に生き、自立した女性を目指し、好奇心の赴くままに生きています。また、またそんなお仲間を増やしたい。フォローよろしくお願いします。

コーチング、自己開示は、自己満足の自己開示にならぬよう注意!

「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
 

コーチングのレッスンで「自己開示」の技法を学びました。

 
相手のヤル気を引き出すための技術の1つです。
 
これは、クライアントが本音で話しやすくする環境を作るため、
 
コーチが自身の
◼️挫折経験や
◼️失敗談や
◼️本音や
◼️苦手なこと
などを、語る(披露する)ものです。
 
これは行動経済学の「返報性の原理」を使った手法です。
 
相手から何かをもらった時、「その人にお返しをしないと…」という気持ちになる、という、人の心の働きを活用したものです。
 

この自己開示のポイントは、4つあります。

 

1短く簡潔に行う

コーチが喋りすぎちゃって、セッションの時間が、なくならないようにする必要があります。
 

2見返りを求めない

コーチが自己開示したからといって、クライアントが自己開示してくれる、というのを期待しちゃいけません。
 

3自慢話ではない

あくまでもコーチが示すのは、自分の失敗談とか挫折経験とか、人柄がわかるようなエピソードなどです。
「自分はすごいんです」という武勇伝ではいけません。
 

4本当に必要な場合のみ行う

自己開示する必要がある場面にだけ使えばいいのです。
必要以上に自己開示する必要はありません。
 

講師の先生の説明をひととおり聞いてから、自己開示について、自分の身近な事例について、先生に話をしました。

 
ソルトちゃんの会社では、FPの資格試験を推奨しています。
受験を目指している部下社員の一部が、試験を受けても、なかなか合格しない、勉強のやり方を聞いていると、やる気あるのかと言いたくなる位、勉強が足りないことについてです。
 
ソルトちゃんは、自分自身も実際に3級と2級を受けて、合格しました。
だから、仕事をしながら勉強することの大変さ、試験の難易度については、理解はしているつもりです。
自分の経験を踏まえて、なかなか合格できない部下社員に勉強の進捗度合いを、時々話題にして投げかけています、という話をしました。
そうしたら、先生から、
「できている人からの話では、却って逆効果。特に上司から、それ言われるのは、圧迫感を感じますよ。」
と、言われて、ハッとしました。
 
これは、自己開示ではなく、自慢話になっているという、あかん事例の方だったようです。
 
また、先生からは、会社で必要なのに頑張れないというのは、そもそもその人の心の中に、今の会社でやっていくのを諦めている思いもあるのではないでしょうか、とも、言われました。
 
そうか…もう少し本音を聞いてやる必要があるかもしれません。
 
まだまだ、修行が足りないソルトちゃんでありました。