女性中間管理職ソルトの「へーそうなんだ~」日記

中間管理職、主婦業そして母親業やってます。自由に生き、自立した女性を目指し、好奇心の赴くままに生きています。また、またそんなお仲間を増やしたい。フォローよろしくお願いします。

意外な場面で聞いた「草履方々、木履方々」の言葉にいたく感動

「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。

 

本日のテーマは、以下のとおりです。

・昨日、「草履方々、木履方々」と言い回しを覚え、1つ賢くなったソルトちゃん。

・ひょんなことで、何かに興味を持つきっかけとなる、そういう巡り合わせって、実に面白い。

 

ソルトちゃんの職場では、週1回、朝礼を行います。

その時、メンバーに持ち回りでスピーチをしてもらっています。

今週のスピーチ担当は、係長のHくんでした。

 

彼が「私は歴史が好きでして…」と話し出したのには、「ほう!」思いました。

 

ソルトちゃん、普段から、H係長に、

「好きな事はないの?」

「趣味は無いの?」

「休日にどんなことをしているの?」など、

 

幾度と無く問いかけています。

しかし、彼は、「趣味はありません。ゴルフの打ちっぱなしに行くことぐらいですかねえ。」

と、寂しい返事しかしてくれません。

 

あんまり、思い切った自己主張をしないタイプなのです。

だから、どんなことに興味を持っているのかが分かりませんでした。

 

だから、歴史が好き、という情報は、非常に貴重です。

ソルトちゃん、思わず、メモメモ。

 

そして、彼は、さらに話を続けます。

黒田官兵衛の言葉に、草履カタカタ、下駄カタカタ、という言葉がありまして、、、」という話をし始めました。

 

ソルトちゃん、恥ずかしながら、歴史は全く疎いのです。

興味がないのです。

NHK大河ドラマ黒田官兵衛が出てきた年がありましたが、全く話題の波に乗れずスルー。

 

H係長の説明によると、その草履カタカタ、下駄カタカタの意味は、左右別々の履物を履いていても、その時期(チャンス)がやってきたら、さっと動いてことをなすべしと、いう意味なんだそうです。

 

H係長、なおも続ける。

「私も、仕事をしていて、ついつい何もかもが整わないと動けないタイプですが、こういった言葉を意識して動けるようにならないと、と、思います。」と。

 

H係長、自分の特性をちゃんとわかってるじゃない。

 

彼は、非常に人が良く、自己主張をしないタイプ。

いろんな人の話を引き受けてしまう。

また、仕事を掘り下げてしてしまう。

ついつい勤務時間が長くなりがち。

そのために、帰りが遅くなってしまう。

結果、晩御飯も遅くなってしまうので、メタボ体型。

それをなんとかしないとと、思ってはいるようだが、思い切った行動に移せない。

 

彼の私生活が、充実しているのかどうかについて、ついつい心配になってしまっているお節介ソルトちゃんです。

 

だけど、この話で、H係長の興味のある事が少しわかり、ほっとしました。

 

そして、自己主張をしない彼が、ソルトちゃんの全く知らない歴史の小エピソードである、「草履カタカタ、下駄カタカタ」の話をしてくれたことにより、そのエピソード自体に非常に興味を覚えました。

黒田官兵衛という人物自体に対してもです。

 

この言葉も、その場で、思わずメモをとってしまいました。

 

後でいろいろググって調べてみましたが、正しくは「草履方々、木履方々(ぞうりかたがた、ぼくりかたがた)」という表現のようです。

 

わかりやすく説明してくれている方のブログ

 

 

 

 

 

なんだか、朝から勉強になり新鮮な気分となりました。

これを機に、もうちょっと歴史上の人物のことなどを学んでみようかとも、思えました。

興味深い話は、ちょっとした偶然から舞い降りてくることが時折あります。

知り合いから、さりげなく教えてもらうと、さらに興味が増すことがあります。

今回の出来事は、そんな感じでした。

 

H係長、良い話を、ありがとうね!

 

ちと残念だったのは、その日も、H係長は、あれやこれやと仕事にこだわり、夜の21時近くまで仕事をしていたということです。

 

来週からは、H係長には、好きなことに取り組んでもらえるよう、趣味の話を持ちかけて、少しでも早く帰ってもらいたいものです。

彼のワークライフバランスに配意したいと思います。