「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
コーチングで「フォロー」という技法を習いました。
クライアントとの関係性を継続していく中で、活用する技です。
セッションの間、クライアントは気分が上がっていることから、頑張ろう、と思います。
コーチの前で良い格好をしよう、という思いが働いて、行動宣言をします。
しかし、セッションが終わってから、日にちが経つと、結局行動ができない…、ということがあります。
そんな時に、セッション中に宣言した行動を、コーチが投げかけすることにより、前に進むことができるように支援する、というものです。
- やったら、報告してもらえますか?
- 2日後に(進捗を)連絡してみてもいいですか?
- 次のセッションの時に、報告してもらっていいですか?
などという投げかけをします。
報告をする相手がいると、クライアントもやる気につながります。
また、このフォローなるものは、あらかじめ、クライアントに、必要かどうか、確認してみることも一つのポイントです。
押し付けになってはいけないのです。
また、宣言した行動ができなかったときの原因、妨げとなった要因を、見つける、というのもフォローの役割でもあります。
クライアントは、1回目のコーチングを受け、コーチのフォローを受けながら、決めた行動を実践する。
コーチのフォローにより安心感を得て、2回目のコーチングを受け、次の挑戦に向けて再び行動する、そこでまたコーチのフォローを受けて、、、という形の良いサイクルを目指しています。
もう一つ、コーチのためのフォローというものがあります。
セッション中、クライアントの現状や課題を聞くだけで、約束の時間が過ぎてしまうことがあります。
そういった尻切れトンボ状態になってしまった時は、セッションの後、メールのやり取りをして、フォローをします。
クライアントがこれからやっていこうとする行動の内容を確認したり、クライアントの話を聞いてコーチが感じたことを伝えたり、ということを、コーチングの時間が終わってから、メールで行うやり方もコーチングとしてアリです。
これは、セッション中は、クライアントの表情や、声などの様子をよく見て、丁寧に聞き、クライアントのために時間を割くべき、という考え方に基づきます。
この説明には、ソルトちゃん、救われたような気分になりました。
あらかじめ予定していた時間内に、話が最後までまとまらなかったら、どうしようと心配していたからです。
まずは、時間をとって、クライアントの話、クライアントの気持ちをしっかり聞くということが、大事、という講師の先生の説明を聞き、成程、と、思った次第です。