「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
意外な人から、意外な投げかけがあると、ものすごく嬉しく感じることがあります。
長らく離れていた女友達から、連絡があり、お土産、ということで、リンツのチョコレートが届きました。
ドイツ帰りのお土産です。
予想もしなかった昔のお友達からの突然の連絡と、プレゼントにものすごく嬉しくなりました。
彼女はソルトちゃんと同年齢のお友達です。
15年前にソルトちゃんの会社にアルバイトに来てくれていました。
同年齢であること、ベタベタとした付き合いが苦手であるという共通点があって、不思議と気が合いました。
彼女がアルバイトを辞めてからも、年賀状等のやりとりが続きました。
ほどなくして、ご主人の仕事の都合で、彼女はドイツに行っちゃいました。
それからも、年1〜2回程度、クリスマスカード等のやり取りがありました。
しかし、ここ2 〜3年ほど、ドイツに送ったハガキが戻ってきてから、連絡が取れなくなってしまっていました。
もうやりとりする事はなくなっちゃったのかなあ、これで友だちが一人減っちゃったかなと思っていたところ、先日、携帯にショートメールが届き、日本に戻ってきた、お土産を送りたいので、ソルトちゃんの、今現在住んでいる住所を確認したいとのこと。
で、届いたのがこのリンツのチョコレートです。
このチョコレートは、引っ越しの荷物と一緒に現地で買って、日本へ送ったものだそうです。
人生、半分も過ぎると、会社関係の付き合い以外は、損得感情が混じったものになりがちなところがあります。
自分が儲かるか儲からないか、自分にとってメリットがあるかメリットがないか、そういう観点で、人を選んで、近づいてくる人もいます。
しかし、彼女は全くそんなところがない性格です。
今までも、ソルトちゃんに、何かを要求することは、全くありませんでした。
重荷になるような振る舞いや、言葉は言わない。
妬み、嫉みのきっかけになるようなことは、一切作り出さない。
彼女は、とても美人です。
長いストレートヘアに、切れ長の二重。
スラリとした体型で、スタイルも良い。
いつも、大抵、襟のあるシャツに、パンツを履き、こざっぱりとした格好をしていました。
自分を過剰に盛ったり、着飾って自分を必要以上によく見せるようなところも全くない。
ベタベタしない。
自然体。
それでいて、こちらのことをさりげなく気にしてくれる。
彼女のそんなところが、用心深いソルトちゃんの警戒心を解き、必要以上に気を遣わずに済む相手として、望ましい存在でした。
その彼女が、ソルトちゃんのことを忘れずに覚えていてくれたこと、そして、再び彼女と連絡が取り合える仲になったことが、喜ばしいと思えました。
彼女は、実際にソルトちゃんの目の前に現れたわけではありませんが、彼女からの突然の連絡と届いたリンツのチョコレートを見て、ふとこのフレーズを思い出しました。
リンツのチョコレートは、日本でも買える品です。
しかし、彼女が引っ越しの大荷物と一緒に航空便で送って、手間暇かけてソルトちゃんの自宅まで送ってくれたチョコは、ヨーロッパ、ドイツの香りがしました。
(リンツのチョコはスイスのモノですが…)
今日で1週間の仕事は終わりますが、週の最後に、仕事の疲れを忘れるようなとっても嬉しい出来事でした。