「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
今日、何年かぶりに元上司に会い、話をしました。
元上司だったのは、15年以上も前の話です。
その方は、いろいろなポジションの長を歴任していて、周囲から見ると、特に大変な緊張を強いられる部署を経験しています。
土日も関係なく、突然連絡が入ってくる。
その内容も、人の命に関わることとか、事故・トラブルの対応とかで、決して愉快なものではありません。
メンタルが強くないと務まらない。
それにもかかわらず、結構元気で、陽気そうに振る舞う人です。
また、仕事や、部下に対しては、非常に厳しいところがあります。
ソルトちゃんが一緒に仕事をしていたときは、電話の対応が長いとか、その物の言い方ではダメだろう、とか、そのパソコン作業では非効率だろう、とか、いろんな指導を細かく、厳しく、受けました。
それはもう、箸の上げ下ろしについて、いちいち言われるみたいな感じです。
今思えば、ちょっとパワハラの要素もあったかもしれませんが…。
それでも、女性社員に遠慮をして注意をしない上司が多い中、この元上司の指導のおかげで、ソルトちゃんは多少なりとも強くなり、色々覚えることができました。
あと、人に注意や指導をするというのは、結構なエネルギーを要するものです。
そして疲れる。
それなのに、その上司は、疲れた様子も見せない。
今日、その方と話していて、理由が分かりました。
昔から、登山をしていたそうです。
そして最近では、その山を、普通に登るのではなく、走って上り下りするんだそうです。
いわゆるトレイルランニングみたいなものです。
時間にして、日帰りで5時間、場合によっては12時間ちかく。
山道、というか、道なき道を走るとのこと。
時々、川に落ちたりとか、とかいうトラブルもあるんだそうです。
結構な厳しい山道の中を果敢に走っているようです。
山登りは、自然の中を歩くため、場所によっては、体力が非常にいるアクティビティです。
自分と向き合う、自分の体力の限界を推し計りながら、自分との戦い、という要素があります。
そして、山を登ることに集中しないと、命に関わるような場面もあります。
よって、無心になる、雑念が無くなるという効果があるそうです。
勿論、体力もかなりつく。
その上司は、休日に山登りをして、ときには走って、自然の中で過ごし、そして自分と向き合いながら活動することにより、自分の体を鍛え、そして自分のメンタルも整えていたのです。
なるほど〜と、なんだか納得できました。
その元上司曰く、「仕事で大変なことでも、自分は絶対に逃げない」と。
すごいなぁ〜。
ソルトちゃんも、近頃、山登りに興味を持ちだしたところです。
トレイルランニングまでの域には、達しませんが、山に登って、体力をつけたり、自然の中で無心になって、自己を整えるような活動を積極的に行いたい!と、、昔よりも更に元気になったように見える元上司を見て、思った次第です。