仕事をもう終えようという時間に、上司の机の前に報告をしに行くと、上司、「昨日出勤して対話したんだってな」
「はい」私。(休日出勤おつかれさん、とでも言われるのかな…?)
「昨日、対話していた声が大きくて、人事から『丸聞こえだった、マズイっすよ』と言われた」と、上司。
「え?」(聞かれてたの?私と部下との会話を(汗))
その手の部下の対応を注意する類の話は、自分から能動的に言いに来なさいよ。
部下が話しかけてきた時のついでに言わないの。
それも帰る前に。
今日も1日、がんばったのに、なんかテンション下がるじゃないの。
責められたような気分になり、気持ちがザラザラとしてくる。
休日出勤で人まばらな状態だから、静かなオフィスフロアの中で、私の声が響いたのだろうか。
そんなに大きな声でしゃべったつもりはなかったのに。
それとも、そのやり取りを、耳をそばだてて聞いていたのか…。
大体、その対話は、人事が、全ての部下社員と1人ずつ時間を取って対話せい、と言ってきたから、その期日に間に合わせるため、わざわざ休日出勤までしてやったのに。
人事も余計な一言が多い。うるさいわ!告げ口するなんて…と言いたくなる。
というか、もしそんなに丸聞こえならば、その場で直接私に注意してよ!と思う。
人が他人と対話しているところなんて、聞き耳を立てて聞かなくていいから、アンタら集中して仕事しろ、と、言いたくなる。
これだから、人事の人間はそういう小さいつまらないことにこだわる仕事しか出来ないんだわ、と、しまいには、腹ただしくもなる。
しかし、上司とのそのやり取りの1時間前、帰り際の部下M君に対し、彼の過去の対応のマズさを軽く責めてしまったことにハッと気づく。
これでは、帰り際に部下を責める私の上司とおんなじじゃないの?!
ごめんねM君。
反省。
月曜日に謝ろ。
帰り際の部下を捕まえて、注意やネガティブ話はやめよう!