年に1度、会社で自分の部下と公式に対応する時期が来ました。
私は13人の部下と対話する必要があります。
そんなに多くないような数ですが、1人と対話を始めると10分、15分では終わらず、世間話も含め、大抵は1時間近くかかってしまいます。
1時間近く人の話を聞くのは、なかなか気合がいる作業であります。
対話のテーマは次の通りです。
・この半年に取り組んだことについて自分なりに考えたこと。
・これからの半年で何をどう進めていくかについての意識合わせ。
・この先のキャリアパスについての希望。
・その他普段考えていること。
話をしていてやりにくいなぁ、と思う部下と、そうでない部下には歴然とした差があります。
話をしていてやりやすい部下とは、楽しく会話でき、部下も自分も気持ちがスッキリします。
反対にやりにくいなぁと思う部下は、結構エネルギーを使います。
彼らには次の共通点があります。
・具体的なエピソードを話さない。
はい、いいえ、としか答えない。
・具体的な、対応策がない。
仕事をする上でスキルが低く、問題点をいろいろ抱えていることが、傍目から見て取れるのに、それを解決する具体的な方法を持っていない。解決策を持っていたとしてもポイントがずれている。
・言葉だけで、心からの熱意が伝わってこない。
丁寧な物言いであり、頑張ります、と口では言うものの、本気度が伝わってこない。
・自分のことを客観的に評価することができていない。
自分の今の状態がどのあたりにあるのかを理解していない。だから、自分のレベルアップや改善策について考えることができない。
ただ、これらは部下の資質だけが原因ではなく、私自身が部下に信用されていない、傾聴のスキルが足りない、という原因があるのかもしれない、と考えたりもします。
この点については自分自身が、相手の本音を聞き出すあめの改善策を、もう少し掘り下げて模索していく必要がありあるのかな…と。
こういった仕事は、自分自身のスキルを問われているような気になります。
対話される部下も緊張しているのでしょうが、上司の私自身も焦ったり緊張したりします。