「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
本日は、ソルトちゃんの職場のお話です。
自分が思っているように、部下が考えていない、部下が動かないことに気づき、愕然となった話です。
ソルトちゃん、先日来からコーチングについて学んでいることもあり、一人一人の話を聞くように努めているところです。
今年、ソルトちゃんの部署にやって来た課長。
課長職5年目。
「新年度が始まってから2ヶ月経ったけど、どうですか?これからどんな風に仕事をしていきたい?」と問うてみました。
ソルトちゃんは、その課長さんの答えが、
- 自分の担当する係の方向性
- 今抱える課題についての対応策
- 課長としてこういう風に仕事をしていきたい
というものだと期待していました。
しかし、本人の答えは以下の通りでした。
「今の担当の知識を身につけていきたいです」
「え?!」
若手の担当者じゃないんだから…。
知識を身に付けて、その後、何をどうしようというのだろう?
自分の担当する業務や、部下たちの事をどう考えているのだろう?
この課長さんには、ビジョンというモノがないのだろうか?
ソルトちゃんの質問の仕方が良くなかったのかもしれないと思い、質問を変えて投げかけてみましたが、それ以上の答えは出てきませんでした。
道理で、この課長さんの担当する係に任せているプロジェクトが、遅々として進まない理由が分かりました。
メンバーのみんなが、目の前の仕事を、こなすだけでいっぱいいっぱいになっているのは、計画やビジョンがないからです。
「しまった!これからは、この課長さんに対する作戦を変えねば」と、思いました。
「もう少し早く気づくべきだったかも、、、」と、自身が反省です。
部下が動かないのは、部下のせいではない、上司のせいである、と、いろいろな本にも書いてありますので。
部下と話をするときには、具体的に、5W1Hで、伝えるようにしようと、強く思いました。
阿吽の呼吸でなく、こちらの思い描いている事と、相手の思い描いていることがずれている可能性を常に持ちつつ。