「継続は力なり」
という諺がある。
この方のお話を聞き、どんなことでも、
積み重ねて続けることの重要性を
あらためて考えた。
井上新八さん。
ブックデザイナー。
ベストセラーとなった数々の本のデザインを手がけているデザイナーなのだが、元々デザインを専門にしていた訳ではないとのこと。
井上さんが普段行う数々の朝のルーティンが
紹介される。
朝の4時から、ジョギング、日記、ブログ、読書、瞑想…など、創作活動に良さげな習慣だけでなく、
体温を測る、毎朝の空の写真をSNS投稿する、
ゲームをする、外気温を肌感覚で当てる、
短歌を学ぶ、など、継続することになんの意味が
あるのどうか、ご本人にも分からない、という習慣もある。
井上さんによると、何かを習慣化するにあたり、
物になるかならないか、
なにかの役に立つか否か、
は、気にしない。
習慣化するにあたり、最初の頃は辛いけれど、
500日つづくと習慣化する。
それを、「空気」と、いう言い方を井上さんはしていた。
習慣化すると、見えてくるものがある。
井上さんの場合、様々なことを習慣化すること
により、物事をシンプルにすること、
仕組化をする技が磨かれ、
楽しくなる。
そして、自分が変化するのが分かる。
継続して習慣化するコツは、以下のとおり。
■やると決める。宣言する。
自分との約束として、続ける。
■毎日やる。
やらない日があると、やらない方へ傾くから、
毎日なのだそう。
5分だけでも。
例えば、本が読めないならば、手に取って
持ちあげることだけでも、365日やっていれば、
何かが進むでしょう、とのこと。
これには、なるほど、と、ソルト納得。
それでいいのだ、と思う。
■何かと何かを組み合わせる。
手を出しやすい何かと、手を出しにくい何かをセットにして実行する。
例えば、歯ブラシを持ったら、何かをするようにする、など。
■記録をする。
SNS投稿による記録もアリ。
確かにそれは、励みにもなるし。
■朝の時間にやる。
井上さんは、毎朝4時に起きて、決めたことを
実行し続けているのだそうだ。
遅く帰ってきても、早起きするとのこと。
井上さんの説明を聞いて、
ソルトは、続けることのハードルを、
もっと下げればいい、と気づく。
また、効率重視にして、役に立つことばかり
をやろうとしてはいけないのだ、と思う。
ソルトの場合、働きながら家事育児をしてきたから、
とにかく時短、とにかく役に立つ知識だけを得る、
無駄なことはしない、といった感じでやってきた。
役に立たないことでも、やっていいのだ、と
思える。
自分の感情の中で、淡々と続けられそうなことを
とにかく続ける。
そのうちに見えてくるものがある、という訳だ。
瞑想で言うところの、悟りみたいなものなのかな。
そして、ソルトは決めた。
〇毎朝、新聞は全てのページを目通して、その日のニュースを感じ取ろう。毎日1分。
〇毎夜、仕事から帰宅してから、ピアノを弾いて音色を楽しもう。毎日3分。
〇毎日、読書(哲学、統計、日本の伝統)に関する本を、手に取ろう。毎日10分。
〇毎朝、自宅から見える遠くの木と、自分の手元を、かわるがわる見て、目のピントを合わせる筋肉を緩めよう。毎日5回。
〇毎朝朝活しよう。毎日、3分でも5分でも…
これを積み重ねることによる仕組みづくりの
楽しさと、見えてくる世界を楽しみにしたい。
井上さんのこのお話は、樺沢紫苑さんの主催する
ウェブ心理塾セミナーで聴いた。
セミナーを毎回聞くたびに、
知的好奇心が満たされる。
また、自分にも、世の中を変えられる可能性が
あるのだ、と、気付かされる。
毎月第3土曜日に開催。
午後5時間近い長丁場のセミナーであるが、
アーカイブならば、倍速で視聴可能。
興味がある方は、是非聴いて頂きたい。
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2月17日(土)開催
お金・達成・成長を手に入れる「継続」の魔力
https://e-ve.event-form.jp/event/71863/2402N
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