女性中間管理職ソルトの「へーそうなんだ~」日記

中間管理職、主婦業そして母親業やってます。自由に生き、自立した女性を目指し、好奇心の赴くままに生きています。また、またそんなお仲間を増やしたい。フォローよろしくお願いします。

部下に期待をし、かつ適度な緊張感を持たせると、変化する

「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。

 

会社で、

 

「いつもと違ったことを始めると、人って、緊張感が走って、変わるんだなぁ」

「期待しているよ、という気持ちが、ちゃんと伝わると、人って面白いように変わるんだ」

 

と思った出来事がありました。

 

先月から、うちの部署で、課長や係長たちに、マネジメントについて考えるための研修をはじめました。

毎月1回。1時間の研修。

研修講師は、ソルトちゃん。

 

そうしたら、彼らの様子に、良い変化が起きたように感じられたのです。

 

おっ、ちょっと頼もしくなったな!

私が、いちいち言わなくても、ちゃんと動いてくれてるじゃない!

報連相を、以前よりきちんとやってくれるようになったわ!

 

といった感じの変化が所々見受けられるのです。

 

この、マネジメントについて考えるための研修ですが、コンセプトは、

 

自分の役職にプライドを持つ。

自らの強みを比較し、それを生かした仕事を楽しくやる。

そのために、スキルを学ぶ。

学んだことを、みんなで考える。

というものです。

 

テーマは、自己分析、目的を明確にすること、ロジカルシンキング、マインドフルネス、コミュニケーション力、部下育成、職場改善、などなど。

 

学ぶことが大好きなソルトちゃんにとって、自分が学んだことを、アウトプットできる楽しい仕事です。

要は、自分がやりたい仕事を、自分で作ったという次第です。

 

うちの課長や係長たち。

 

みんな、毎日一生懸命仕事しています。だけど、

 

「なんでこんなに報連相が、できないかな」

「作ったメールの文章がなんか変。基礎学力あるんかいな。これ、添削するの私の仕事ですか?」

「その案件は、自分の力でやりといて欲しいんだけど。私が手を出さなきゃダメなのかしら。」

「もっと周りを見て仕事しないと。詰めが甘いよ!」

 

と、頼りないなぁと思える場面が、時々見受けられます。

その都度、気づいた事は、注意するようにしているのですが、その場合は改めても、なかなか変わらない。

同じことの繰り返しだったり、ということもあり、ため息が出る時があります。

 

ここは、改めて時間をとって、レクチャーをする、お互い話し合うという時間を取った方が良いのでは、と思いました。

それが研修を始めようとおもったきっかけです。

 

この研修は、まだ始めたばかりです。

やっていることが、即効果として現れているわけではないと思います。

 

彼らが変わったように見受けられる理由は、以下のことによるものではないかと思います。

 

社員に、いつもの業務と違う場と時間を作る

課長は課長のグループで。

係長は係長のグループで。

役職別に、行うこととしました。

それぞれの役職は、選ばれてなっている役職なんだよ、だからプライドを持って仕事をするように、と、研修に特別感を持たせるようにしました。

特に、課長たちには、あなた達は係長とは違うポジションにいるんだから、と、特別感を意識させました。

 

知的好奇心が満たされ、前向きなことを学ぶ機会を持ってもらう

仕事中はややもすると、業務をただ遂行するだけの時間になってしまいがちです。

しかし、それらの業務を遂行するためには、知識だけではなく、スキルが必要であり、そのスキルを活用すれば、今よりもうまく、楽しく、イケてる感じで仕事ができるよ、だから学ぼうね、ということをアピールしました。

 

期待をしている、という気持ちを伝える

彼らには、「あなた達には能力があって、その良いところを生かして、良い仕事をしてほしい」というメッセージを、口に出して伝えました。

 

そういった研修を始めると宣言した日以降、第1回目の研修が始まっていないうちに、彼らの間に漂う空気と仕事ぶりがピリッとしたように感じられました。

良い意味で、緊張感が走ったような感じです。

 

マンネリというのは良くない、意外感とか、特別感ってのは、職場の中でも必要なんだなぁと、ほくそ笑んだソルトちゃんでありました。

この研修は、とりあえず来年の3月まで、毎月行う予定です。

ちょっと手間ひまはかかりますが、彼らがどう変わっていくのか…。

 

普段、自分から勉強することなくて、ロジカルシンキングとか、フレームワーク、という言葉を知らない、樺沢紫苑さんとかを知らない、という彼らを、なま温かい目で見守っていきたいと思います。