「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
本日は、部下の率直な気持ちを聞かせてもらい、こちらがホッとした出来事です。
昨日、1日の仕事が終わる頃、部下課長のY君と業務報告をしあっていました。
その時、彼が、ソルトちゃんに、
「今日、〇〇部のM課長から怒鳴られたのですが、自分も反対に怒鳴って言い返してしまったんです。それが、その後ずっと、ものすごく気になって…。」
と告白してきました。
Y君は、大人しめのタイプ。
ときおり、焦ってアタフタとした様子で、人につれない感じでモノを言う時はあります。
しかし、激昂して他人に怒鳴る、ということはしません。
彼が、怒鳴るのは、よっぽどのことがあってのことでしょう。
今、ソルトちゃんや、Y君が、担当する部署は、忙しくて余裕がない時が多くなりました。
人事異動で頼れるメンバーがいなくなり、加えて新しい仕事が増えたこともあり、メンバーそれぞれが、オーバーワーク気味です。
この日も、慌ただしい日でした。
「珍しいね。Y君が、怒鳴るなんて。」
「そうなんです。言ってしまってから、相手に謝りましたが、それでも落ち着かなくて。その後、お昼ご飯を食べていても、何をしていても、『あー、何であんなこと言ってしまったんだろう、バカバカ自分』と、思ってしまい、涙が出てくる時もあって…。」
Y君、自分の思いを率直に語ってくれました。
怒鳴ってしまった自分に、かなり嫌悪感を覚えたようです。
ソルトちゃんは、彼がそれを、正直に吐露してくれたことを嬉しく思いました。
私からは、以下のことを言って、慰めました。
私も大声出してから、そう思うことよくあるよ。
相手のMさんが怒鳴ってきたんだから、ま、お互い様だよね。
相手に謝ったんでしょ?なら、もう大丈夫だよ。
余裕がなくなると、ついつい感情的になっちゃうよね。
一旦、怒鳴ると自律神経も乱れるんで、回復するのに時間かかるよね。
話すことにより、Y君は、自分の気持ちを整理することができたようです。
いくばくか、ホッとしたようです。
彼の話を聞くことにより、自分は、多少なりとも、Y君の心の負担を軽くすることができ、その点は、役に立てたのかな、と、思えました。
このエピソードを、「Y君、それくらいで悩むな!仕事は闘いなんだから、怒鳴ったことをいちいちクヨクヨするなよ!」と、言って、片付けることもできるのかもしれません。
ソルトちゃんの職場は、自分の感情を正直に言わない文化があります。
しかし、こうして仕事での出来事に対し、自分の思ったことを正直に語ってくれる社員が増えるよう、彼らとの関係性を構築したいです。
そして、心にわだかまる感情を率直に言い合える職場作りを続けて行きたい、と思った次第です。