「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
「夢をかなえるゾウ」という本、以前から名前は知っていました。
象の絵が描かれたインパクトのあるデザインの表紙も知っていました。
しかし、なぜか、今まで手に取ることはありませんでした。
この本は、いつか成功したい人のための成功法則の本です。
https://www.audible.co.jp/pd?asin=B08KDHYQ45&source_code=ASSORAP0511160006&share_location=pdp
本の感想ですが、端的に言うと、
・オモロい
・ズシっとくる
の2点です。
ソルトちゃんは、なぜ、今回、この本を読む気になったのか?
・筆者の水野敬也さんが、私の住んでいる清須市出身であることを、たまたま知った。
・社会貢献事業の起業を推進しているボーダレスジャパンの田口さんが、自身のTwitterで、この本を紹介されていたのを見て、興味を覚えた。
からです。
ちょっとばかり気になるきっかけが、人の心に刺さり、それが重なると、意外と行動につながることもあるようです。
今回、アマゾンの本の朗読サービス、Audibleで、この本を聴くことにしました。
ソルトちゃん、月額1500円のサブスクリプション会員です。
大抵の本は、聴き放題です。
読むのではなく、耳で聴くから、気軽に試すことができます。
合わないなら、やめて、他の本を聴けばいいから。
以下は、本を、一通りで耳で聞いてみた感想です。
1 オモロい
何が面白いかっていうと、朗読の岩崎了さんの声色を巧みに使い分けた朗読が、です。
主人公である「僕」と、僕の目の前にいきなり現れた神様「ガネーシャ」との掛け合いを、非常に面白い感じで表現しているからです。
今まで何をしてもうまくいかなかったヘタレの「僕」。
自信たっぷり、だけどちょっと図々しい「ガネーシャ」。
それぞれの性格を、声で巧みに表しています。
ガネーシャは、インドの神様です。
姿かたちは象のようです。
それなのに、関西弁を軽妙に喋る、食い意地が張っている、お腹が出ている、そして図々しい。
だけど、時としてハッとしたアドバイスをして、頼りになる。
そんなガネーシャの役どころを、岩崎さんは、ドスの効いた声で、かつ軽妙な感じで表現しています。
「僕」は、頼りなげなサラリーマン。しかし、ガネーシャの言う事なすことを冷ややかに見つめながらも、心が動かされ、成功のための行動を少しずつ起こしていく。
この二人の愉快で、ときにはハラハラドキドキするようなやり取りが、オモロいのです。
これが、他の自己啓発本と少し違うところです。
2 ズシっとくる
ガネーシャは成功のための法則を一つ一つ紹介して、「僕」の成長を助けます。
歴史上の偉人の言葉や偉業を例にして、ガネーシャは語りかけます。
成功法則は、この本に限らず、いろいろな本に書かれています。
どこかで見聞きしたような事がいくつか書かれています。
トイレ掃除をするとか、靴を磨く、腹八分、相手は何を欲しがっているかを知る、、、とか。
最初の方はそうでした。
しかし、後半になるに従い、ソルトちゃんに取って、ハッとさせられるような事も、いくつか書いてあります。
例えば、以下のことが、ソルトちゃんにとっては、まだまだだななぁ、と思いました。
・一日の終わりにがんばれた自分を褒める
(できていなかったことを嘆くのではなく、できたことを数えて、頑張ることは特別でなはない、楽しいこと、と思う)
・期待をしている限り、変われない
(変わるためには、他力本願ではなく、自分が必死で動かないといけない)
・やらずに後悔していることを、今やる。
(死んでしまう直前に、あー、あれやっとけば良かった、と、後悔する人が多い。だから、いつか、ではなく今やる)
・実行、なんでもやってみないと。
(やってみないと、良いのか悪いのかわからない)
・他人を喜ばす。
(日常生活、仕事でも、周りを喜ばせることを一生懸命考える)
・他人の成功を助ける。
(他人の成功とは、目立った大きな事でもなくても良い、仕事のささいなことでも、誰かのフォローや、自分の今やっている仕事が周りのためになっていると自覚して、一生懸命やる)
・世の中に応募する
(自分の才能を売り込むべく世の中に働きかける、試験、転職など。今いる社会の中ではなく、色々な場所に受け入れてもらえる所を探して動く。誰にも受け入れて貰えなかったら、そこで諦める)
・自分を諦めない。
(自分にしかできない仕事がある、と思って、そのような世の中を探し続ける)
成功法則。
忘れてしまわないよう、また、繰り返して聴いて心に留めていきたいと思います。
そして、実行する。