「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
夢をかなえるゾウの2冊目。
これもAmazonのAudibleで聴けることに気づき、聞いてみました。
2冊目は新鮮味が薄れて、いまいちかなぁと思いました。
しかし、そんな事はなく、最後には、読んでみて良かったと思いました。
読むのではなくてAudibleなので、聴く、ですが。
主人公は、一作目のサラリーマンの「僕」とは、別人です。
しかし、主人公は、夢をあきらめず、紆余曲折を経て、夢の実現に向かって進んでいく、という設定は同じ。
お笑い芸人を目指しているものの、なかなか売れず、貧乏生活をしている僕「勤太郎」が主人公です。
もう1人の主人公、ガネーシャは、一作目と同じキャラクターのガネーシャ。
象の形をしたインドの神様です。
なぜか関西弁。
品がない。
だけど時々、はっとするような教えを言う。
一作目に出てきた釈迦も登場。
この辺は、一作目で、キャラクターの性格が理解できているので、お馴染み感が漂い、楽しめます。
ソルトちゃん、お笑い芸人には興味がないのです。
だから、最初、話を聞き始めた時、ちょっとつまらないかなぁ…聞くのをやめようかなぁ、と思いました。
しかし、つまらないなどという事はありませんでした。
途中からストーリーの内容に引き込まれて、成り行きが気になり、最後まで聞いてしまいました。
一作目と同様、ガネーシャの教えを、1つずつ、「僕」が実践していくというストーリーです。
教え自体は、様々な自己啓発本に書かれている事です。
しかし、貧乏神の幸子さんが出てきたり、死神が出てきたり、と、一作目以上に、予想外の登場人物と、展開で話が進んでいきます。
結末が予想できず、一体どうなってしまうんだろうと、ハラハラしてしまい、最後まで、愉快に面白く聞くことができました。
自己啓発本というは、どうしても志を高く、とか堅苦しいところが若干あります。
この本の良いところは、俗っぽい登場人物が出てきて、クスリと、笑わせてくれるところです。
肩肘張らずに読むことができます。
2作目で、ソルトちゃん自身に刺さったことは、以下の3点です。
・やりたい事はやる。
憧れる場所に飛び込んで、たくさん経験して成長した人間が自分にとって1番向いていることを見つけられたときに、最高の状態を生み出すことができる。
・欲しいものを口に出す。
いい人にならない。お互い欲求をぶつけ合いながら、お互いが喜べる道を見つけていく。
・図書館に行く。
たいていの悩みは本に書いてある。自分の悩みは、地球初の新種の悩み、自分が悩みのガラパゴス諸島? そんな事は無い。今まで生きてきた人間の悩みを解決するために、本は昔から作られてきたものであるから。
まだまだ、自分は遠慮してるなぁと思いました。
そして、本をもっともっと読まないと。
そして、悩んでいる暇は無いんだなぁ…と。
ちなみに、この本は、アマゾンのKindle unlimitedでもダウンロードすることができます。