女性中間管理職ソルトの「へーそうなんだ~」日記

中間管理職、主婦業そして母親業やってます。自由に生き、自立した女性を目指し、好奇心の赴くままに生きています。また、またそんなお仲間を増やしたい。フォローよろしくお願いします。

「夢をかなえるゾウ」で有名な水野敬也さんの世界観を知り、明るく楽しい気持ちになれる

「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。

 

「夢をかなえるゾウ」の著作で有名な水野敬也さんの講演会に行ってきました。

 

少し前に、水野敬也さんが、ソルトちゃんが現在住んでいる愛知県清須市出身であることを知りました。

 

途端、親しみが湧き、「夢をかなえるゾウ」などの著作を一気読み(Audibleで一気聴き)したところです。

 

最初の一作目である「夢をかなえるゾウ1」を聴き、2作目3作目は、多分同じパターンだからもういいかな…、と思ったんですが、聴き続ける度に、話の流れについつい引き込まれて、その先が気になってしまい、どんどん聴き続けてしまいました。

 

2作目。

芸人を目指す若者が貧乏神に取り憑かれながらも、夢に向けてがんばる物語

3作目。

恋愛を成功させたい女子が、理想の恋だけでなく、仕事も充実させていく物語

4作目。

余命いくばくもないと宣告された会社員が、死ぬまでにやりたいことを1つずつこなしていきつつ、成長していくものの、大どんでん返しを喰らい、さらに大きく成長する物語

 

現在は最新作、「夢をかなえるゾウ0」を、やはりAudibleで聴いているところです。

これはこれで、面白い。

夢を持っていない青年が主人公。

 

各本のストーリーが示唆していること。

夢を持つことが大切、

だけど夢を膨らませてその夢に気持ちが盛り上がって期待するだけではダメ、

実際に行動することが大事、

謙虚になる必要がある、、、などなど。

 

毎日少しずつでも前進したいソルトちゃんにとっては、ハッさせられ、とても考えさせられる話ばかりです。

そして、また、がんばろー!と勇気が出ます。

 

世の中の偉人の名言やエピソードがふんだんに盛り込まれて、それでいて、押し付けがましくなくて笑える。

各本の巻末には、おさらいとして、偉人の名言などが索引のようにきちんとまとめてある。

著者の水野さんの、博学、そして、几帳面で、こだわりがにじみ出るような著作だと思いました。

 

そんな水野さんが、市内の清須市立図書館で講演をしてくれる…ということを知りました。

これはもう、行かない、という選択肢はありません。

人気の著者なので、50人の定員枠がすぐにいっぱいになってしまうだろう、、、と大いに心配しました。

 

申し込み開始日は平日でした。

仕事で出勤する日です。

会社の仕事は、都合により、休めない。

だから、申し込み開始時間に自分の昼休みの時間を合わせました。

そして、時間になったら、すぐさま電話をしました。

もう、気分は、チケットぴあで、コンサートチケットを買うような心持ちでした。

幸い電話は、1回でつながり、参加する権利をゲットしました。

意外と、ソルト、ツイていました。

 

どんな感じの先生なんだろう…。

生でお話が聞けるということで、期待に満ち満ちて、会場である清須市立図書館に赴きました。

 

講演は、のっけから、事前に寄せられた水野さんへの質問への回答という形で進みました。

これは今までに参加した講演会では珍しいパターンです。

普通は、講演者がひと通り、しゃべってから、質疑応答という話になるものですが。

これで、場が盛り上がるのであろうか…?

 

しかし、一つ一つは、バラバラな内容の質問でしたが、水野さんがそれに応える話が非常に興味深かったです。
会場では時折笑いが起こり、ついつい引き込まれ、最後まで面白く聴くことができました。

講演会を進行した図書館の館長さんの掛け合いというか、まとめぶりも素晴らしかったと思います。

 

質問に対する水野さんの回答は、ありきたりのものではなく、予想を裏切る内容ばかりでした。

 

それは、水野さんが、その場を取り繕うような回答ではなく、心の底から、思っていることを言葉にしてしゃべってくれたのだ、ということがわかるものでした。

 

そして、質問に対するダイレクトな回答ではなく、それぞれの話が、水野さんの過去のエピソードから始まり、「どこへ結論が行くのだろう??」と興味津々とさせられ、最後には、なるほどと納得させられるような話しぶりでした。

なんだか、それは、「夢をかなえるゾウ」シリーズの各ストーリーを思わせるような印象でした。

 

水野さんは、非常に真面目であり、それでいて愉快・ユーモアな考え方も持っている。

そして饒舌。

時折、立ち上がり、手振り身振りをまじえながら、熱のこもった話ぶりとなる。

だけど、話す内容は、深い思考に基づいたものである。

 

普段からいろいろなことを考えている方なのだろう、という印象を受けました。

 

以下は、水野さんの話で印象に残ったこと3点を挙げます。

 

自分はメンタルが弱い、これでいいのかなとビクビク、オドオド生きている。

しかし、これが自分を支えている。

だからこそ、徹底的にいろいろな対策をとる。

こういう性格が文章を書くのに向いている、と考える。

自己啓発本をいっぱい書いているので、結果、とても強い人になったのかと思っていましたが、意外。)

 

大学を卒業してやっていたバイト先で厳しい責任者の方がいた。

本来なら、そういう苦手な人を避けて通るものであるが、水野さんは、その責任者の方がどういうアプローチをすれば、相手がどういうリアクションするのか、それが成功だったか失敗だったのか、などを、実験してつぶさにまとめる。

加えて、その責任者の方のちょっとイイ話をあつめる。

そしてそれらを、「◯◯チーフ攻略マニュアル」という1冊のテキストに纏め上げる。

それが、意外なことに、職場のあちこちに拡散されて、かなりの好評を博す、という事態になる。

(ネガティブを、切り口を変えて、ポジティブにするというエピソードがすごいと思いました。水野さんはこれで作家を志そう、と、思ったとのことです。)

 

夢は、大切なものだけれど、誰かから押し付けられたり、上からかぶせられるものではない。

「〇〇したい」という欲求もまた夢。

夢が叶うとか叶わないとかは、勝ち負けの基準で考えない。

優秀な人、豊かな人の下には、それを支える人がいるからこそ成り立っている。

上にある人は、誰かを踏み台にして上の位置にある。

だから、自分を支えている人への感謝の気持ちや、見えないものに支えられているという気持ちを持つことが大事。

また、自分が負けることにより、その自分を踏み台にして、誰かが花開いていくこともある。

だから、場合によっては負けることも大事。

こういった考え方で、社会を変えることができたら、と思う。

(良し悪しの境目とか基準とか、どこで、それを切り取って考えるかと言うのは、その人の気持ち次第なんだろうなと思いました。そして、夢は他人から押し付けられるものではないということも理解しました。)

 

講演会が終わった後、その場で水野さんの著作を買った人を対象にサイン会と写真会が催されました。

 

ソルトちゃんは、モノを増やしたくないので、普段はリアルな本を全く買わず、Kindle本やAudibleで押し通す主義ですが、ここはぜひ参加したい!

 

迷うことなく、ソルトちゃん、本を買いました。

そして、水野さんにサインをお願いし、写真も一緒に撮っていただきました。

直接お話もできました。

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著者に会って、直接話を聞くということは、自分の知的好奇心が満たされ、非常に良い刺激となります。

著作の内容の背景とか、あー、このエピソードは、実体験に基づくものなのだ、、などと、いろんな事情がわかったりして興味深かったりします。

 

そういえば、ソルトちゃん、何かに夢中になったりとか、キャーキャーと、ミーハーになるようなことは、殆どありません。

アイドルとか芸能人には全く興味なし。

基本的に何事にも冷めています。

 

しかし、今日のような、知っている著者に会える、知的好奇心が満たされるというようなイベントには、ものすごくワクワク感を覚え、夢中になれます。

 

ソルトちゃんにとっては、これが好きなことなのでしょう。

 

こういった体験を重ね続け、知的にいろいろなことを考える。

そして、いつかは、自分もそういった世界の人間となる。

即ち、本を書く、そして著者になるということが、ソルトちゃんの「夢」なんだわ…、と思った次第です。