女性中間管理職ソルトの「へーそうなんだ~」日記

中間管理職、主婦業そして母親業やってます。自由に生き、自立した女性を目指し、好奇心の赴くままに生きています。また、またそんなお仲間を増やしたい。フォローよろしくお願いします。

「『 部下』という言い方は、上から目線だ」と言われ、「部下を部下と言って何がいけないの…?」と、モヤモヤするソルトちゃん

部下を持つ会社員の皆さん、自分の部下のことを、人に話をする時、どのような言葉を使って表していますか?


こないだ、勤務する会社で、部下たちががんばって、1日を乗り切ってくれたことがありました。

そこで、SNSに「部下たちに感謝」と、書き込んだソルトちゃん。


そうしたら、自分がかつてお世話になった男性の先輩から、「『部下たち』という言葉は、上から目線っぽく感じました。」と言われました。

その先輩は、「余計なお世話だけど」と、前置きをしながら遠慮がちにソルトちゃんに伝えてくれたので、決して意地悪で言っている訳ではない事は分かりました。


教えてくれたことに「ありがとうございます」と、答えたソルトちゃん。


だけど、なんだか心の中に何かが刺さってモヤモヤ。


ソルトちゃんは、自分の担当するセクションの下で働くみんなに対して、ありがたいと思ったから、その人たちをさすために、「部下たち」と言う言葉を使ったのです。


じゃあ、代わりにどんな言葉を使えばよかったのか?


「スタッフ?」これだと、自分で興した会社の社員たちならいいけれど、雇われ会社員の組織内では、なんかちょっと違う。


「仲間たち」「同僚」??これだと、同僚なのか、何なのか、どのカテゴリーの人を指しているのかよくわかんない。

どっちかというと、ソルトちゃんの同僚たちは、上司の顔色を見ながら仕事をし、顔の面が厚いおじさんたちばかりです。

この人たちと、ウチの部下たちを一緒にしては、可愛そう。


やっぱり「部下」で良いのではないか、と思うソルトちゃん。

だって、ソルトちゃん、部下たちのことを、とってもかわいいと思っているし。

 

ウチの子、と呼んだりもします。

気分は、おかんの気分です。


もしも、ソルトちゃんが、いかにも「貫禄のある風格の50代のおじさん管理職」であったら、この先輩は同じようにそういう指摘をするのだろうか?

おそらく、言ってこないと思います。


その先輩から見て、ソルトちゃんは、知り合った頃の20代の小娘のままの位置づけなのでしょう。

だから、そのソルトちゃんが、部下、などといういっぱしのニンゲンが使うような言葉は、とても高飛車なイメージに写ったのではないでしょうか。


「部下」という言い回しは、「下」という漢字を使うので、「下に見ている」と取られかねない向きもあるのだそうです。

なんだか、あまりにもモヤモヤしたからネットでググってみましたが、確かに「部下という言い回しは好きではないから使わない」という意見もいくつかありました。


しかし、そんなことを言ったら、妻のことを「奥さん」「家内」などという呼び名は、どうなのだ?

世の中の男性の何割かは、当たり前のように使っています。


しかし、そこには、妻を自分よりも後ろ、または、家の中にいるのが当たり前、という無意識のメッセージが込められているように思ってしまうソルトちゃんです。

自分が結婚していた頃は、ソルトちゃん、人様に自分の夫の事は、「夫」と言い続けていました。

決して「主人」「旦那」などとは呼びませんでした。

たまに、しつこいセールスを撃退する時だけは、「主人に聞いてみないとお返事できません…ホホホ」などと言って、使ったりをしましたが。


男の配偶者を「夫」と呼ぶことにこだわっている、そんなエピソードを話すと、可愛げがない、と多くの男性陣は思うようです。

そんな面倒臭いことにこだわる必要ないじゃないか、と苦笑いをする人もいました。


だけど、ソルトちゃんにとっては!今回の、「部下、という言葉の言い回しが上から目線」と捉える意見が、「そこ、こだわるとこですか?」というものです。


言葉と言うのは難しい。


自分が、当たり前、と思って使っている言葉には、何の疑問も持たないのです。

だけど、自分の価値観とズレていて違和感を覚えた言葉については、とても敏感になり、とても引っかかるのです。

それがきっかけで、人と人同士のお互いの認識のズレや、ちょっとした気持ちのすれ違いになり、そこから仲違いとかをしてしまったりするのです。


自分の感覚を当たり前と思い、それを、押し通してしてくる人は、いけません。

「自分は、こう思うんだけれど、あなたはどう考えている?」と、相手に、答弁させる余地を与える位であれば、まだ良いのですが。

今回、教えてくれた男性の先輩に、そういった議論を投げかけても良いのですが、おそらく先輩の価値観と私の価値観が違うので、議論は平行線になるのではないかと思われます。

だから、食い下がるのはやめました。


日常の会話で何気なく自分の価値観を押し付けてくるというのは、良くないです。

ソルトちゃん自身も、相手の心に気づかないうちに釘を刺してしまうような言葉を吐かぬよう、気をつけなければいけないなあ、、と思い直しました。


ちなみに、ソルトちゃん、今の役職になってから、自分の部下たちに、「私を役職で呼ばず、名前で呼んでちょうだい」と頼んでおります。

だからみんなソルトちゃんの事は、〇〇さん、と苗字や、下の名前で呼んできます。

よその部署の若い人たちにも、「名前で読んでちょうだい」と、言い続けております。

 

消して、上から目線で威張っているつもりはありません‼️