女性中間管理職ソルトの「へーそうなんだ~」日記

中間管理職、主婦業そして母親業やってます。自由に生き、自立した女性を目指し、好奇心の赴くままに生きています。また、またそんなお仲間を増やしたい。フォローよろしくお願いします。

ちょっとした気晴らしアイテム(アマゾンのAudible)

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皆さん、最近読書はされますか?

私は目で読む読書よりも、耳で聞く読書をよくしています。

どういうことかと言うと、アマゾンの電子書籍Kindle本を買って、専用のアプリを使ってスマホを使って読み上げさせたり、スマートスピーカーで、その本を読み上げさせる、という方法で本の読み聞かせをしてもらっているのです。

ながら聞きなので、結構いろいろな本がたくさん読めます。

アラフィフの私は、あまりモノを増やしたくないので、リアルの本は滅多に買いません。

だから、クラウド上に本を置いておく、というKindleのシステムを気に入っています。


近頃、アマゾンはAudibleという書籍を読み上げるサービスを始めました。

こちらは電子書籍ではないので、本の文字を目で追うことができません。

本を耳で楽しむ、というシステムです。

https://www.audible.co.jp/ep/audiobook


私は持っている本のほとんどはビジネス本です。

読み上げたものを聞くだけでは、理解できないかもしれないので、文字として本を手に入れることができないAudibleは敬遠していました。

しかし、30日間無料というシステムだったので、先月から、こちらも、試みに利用してみました。


これが意外と面白い。


Kindle本を読み上げる場合は、アレクサというアプリを使って読み上げるのですが、アレクサは、平坦な感じの読み上げ方であり、イントネーションがちょっと違う場合がしばしばあります。

先日まで読んでいたミヒャエル・エンデのモモも、「モモ」↘︎という女の子の名前を、果物の「桃」↗︎のイントネーションで、最初から最後まで読み上げ続けていました。

あまりの、桃、桃、桃、の連発に少しばかりクスっとしたものです。

また名前や漢字の熟語の読み方が、アレクサアプリだと、音読みで読まれたりするということもあります。

しかし、大体意味は通じるので、私はあまり気にはしていません。


ですが、Audibleの本は違います。

俳優、声優、ナレーターが本を朗読した声を使っていますから、読み方にはちゃんと抑揚があり、イントネーションもごく自然な高低です。

また、内容に応じ、読み上げる時の声に感情が込められているので、読み上げられる箇所に描かれた情景が想像しやすいです。

漢字も間違いなく読み上げてくれますし。


最初は、ビジネス本、中野信子さんの「サイコパス」を手に入れて、お試しで、聞いてみたのですが、ナレーターのあまりの感情のこもった読み方に、サイコパスの恐ろしい性質や、ひどい犯罪の描写のくだりが、ひどくオドロオドロしく感じられ、ちょっと怖くなりました。

https://www.audible.co.jp/pd?asin=B07KLWDH1C&source_code=ASSORAP0511160006&share_location=player_overflow


こういった類の本は、アレクサアプリの平坦な読み方の方が、私の場合、すんなりと頭に入ります。


ただし、小説やエッセーの類は、違います。

プロに朗読してもらった方が断然面白く、楽しめます。


物語の世界や著者の世界に引きずりこまれるような心持ちになり、とても楽しく聞くことができ、本を味わうことができます。


仕事で心配事があったり、残念なことがあったり、また疲れ果ててしまった日の帰り道、鬱々と家事をしている時などに、Audibleで爽やかな声で、朗々と小説を読み上げてもらうと、とても気が紛れます。

小説の世界に引き込まれ、それまで頭の中で悩んでいたことや疲れを、感じなくなります。


これは良い。


私はせっかちなので、特に、小説などは結論を早く知りたくなると、飛ばし読みをする悪い癖があります。

あまり小説の言葉を味わうということをしない…。

というか、もともと小説は滅多に手に取ることありません。


しかし、読み上げ機能を使って読んでもらう小説は、著者の紡ぐ言葉を省略することなく、確実に読み上げてくれるので、言葉や表現を楽しむことができます。

先のミヒャエル・エンデのモモは、あの声優の高山みなみさんが朗読されているものです。

高山みなみさんとは、名探偵コナンとか、忍たま乱太郎の声などで、お馴染みの声優さんです。

https://www.audible.co.jp/pd?asin=B08J7M61JX&source_code=ASSORAP0511160006&share_location=player_overflow

 

これは、Kindleのアレクサアプリが読んでくれるモモとは、全く違う味わいのある素敵な物語のモモの世界となりました。

Kindleのアレクサアプリでも、もちろん面白かったのですが…。
読む人の声や読み方次第で、聞く側のそのお話の印象が変わってしまう、っていうのは非常に興味深いと実感しました。

今まで手に取ってこなかった小説については、これからはAudibleでどんどん聞くようにしようと思います。


ちなみに只今私が楽しんで読んでいるAudibleの本は、次のものです。

どちらも、愉快痛快な文体で、ナレーターの素晴らしい音読により、本を心から楽しむことができ、日常のストレスを忘れることができます。

なお、肝心な費用ですが、毎月1500円の定額制で様々な本を楽しめます。

いわゆるサブスクリプションサービスというモノですね。


夏目漱石の「吾輩は猫である

https://www.audible.co.jp/pd?asin=B08M198HSZ&source_code=ASSORAP0511160006&share_location=player_overflow

 

林真理子「最高のオバハン、中島ハルコの恋愛相談室」

https://www.audible.co.jp/pd?asin=B07GKG1MDS&source_code=ASSORAP0511160006&share_location=pdp