昨日は、長男の通う専門学校の先生から、近頃学校をサボり気味であることについて電話連絡があり、「現実逃避して、オンラインゲームにハマっているようなので、このまま、態度を改めないようであれば、来年度は学校をやめた方がいいのでは」と言われ、暗澹たる思いだった私。
今日は、時間をとって彼と対話しないと…と、思っていました。
いつ切り出そうかな…。ちょっと迷う私。
晩御飯が終わって1時間後、自室から出て、リビングにノソノソとやってきた長男。
長男は、ルーチン仕事として任せてある家族全員の洗濯物の取り込みや、畳み仕事をしながら、私に、しゃべり始めました。
今、専門学校で、仲間5人でグループ研究活動をしているテーマが、自分に興味の持てない内容であること、それを言い出せなくて、続けることが苦痛であったこと、そうしたら、だんだんやる気が失せてしまったこと、だから、学校ももういいや、と、思ってしまった…いちどサボってしまうと、どんどんとやる気がなくなってしまう…となどと、いうことについて、自分から、ぽつりぽつりと、語り始めました。
私が問いただす前に。
長男、専門学校に入る前は、学校へ行かないことについてその理由や、考えていることなどについて、何を聞いても、うつろな様子でだんまりを決め混んでいて、私は、かなりもどかしい思いをしたっけ。
あと、頼んだことも、「やる」と約束はするものの、ちっともやってくれなくて、全く当てにならなかった。
そういった中学校や高校の不登校になっていた真っ最中の時に比べたら、随分進歩したと思う。
以前に比べたら、マシになったじゃないの…。
今、彼の役割として分担した洗濯物を取り込んで畳む仕事も、時折サボる事はあるものの、畳み方が荒っぽかったり、家族のタンスの引き出しに入れる場所が間違っていることがあったりするものの、それでも高確率で履行するようになったし。
前よりは、成長している。
元不登校息子の母としては、変化が認められ、ちょっと嬉しい。
あと、先生が話していた「FF14とか言うオンラインゲームに没頭している」という事について息子に尋ねると、「先週まではグループで、そのゲーム参加していたので1日3時間やっていたけれど、一区切りついたので、今は1週間に3時間位しかやっていない」とのこと。
先生が心配しているほど、ハマっているわけではなさそう。
彼は不登校・引きこもりの時は、確か1日10時間は、オンラインゲームをやっていたし。
それに比べたら、マシかと…。
ゲームやり過ぎの心配については、ちょっと安心。
本人の中では、自分自身はダメだ、社会に適応していないという思いが、かなりあるようだけど、息子よ、あんたは間違いなく前よりも良くなってるよ。
もうちょっと、自分のできているところにフォーカスをして、前を見て欲しい。
そして母親の私は、そんな息子を、信頼して過保護にならない程度に、見守っていきたいと思う。
心穏やかに…。