女性中間管理職ソルトちゃんの「毎日1ミリ前進!」日記

会社員+母親のソルトちゃん。毎日前進し続けるための奮闘記。お役に立てる内容であれば、フォローお願いします。

書評:内田和成さんの「仮説思考」を読み、コンサルタントの思考に近づけるかなと期待

「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。


コンサルタント、と聞くと、

とてもハイスペックな思考を持っている職種の人

ハイスペックな思考とは、

頭が良い、分析能力に長けているなどなど…


仕事人として憧れます。


そんな中、この本を読みました。


仮説思考―BCG流 問題発見・解決の発想法 内田和成の思考

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著者の内田和也さんは、コンサルタント

BCG(ボストンコンサルティンググループ)の日本代表だった方です。


読んで、理解したことは、次のとおりです。

 

  1. 誰でも、コンサルタント的思考はできる。
  2. そのために、博覧強記みたいになんでもかんでも知識を仕入れる必要はない。
  3. まずは今持っている手持ちの情報で、考える、考える、考える、そして動く。これらを早く繰り返す。
  4. メゲない。

です。

以下、その詳細について書いていきます。


内田さんは、情報が多ければ多いほど正しい決定ができるか否かという問いに対し、NOと言っています。


情報収集に時間をかけすぎることにより、肝心な意思決定を短い時間で、「エイヤー」でやらざるをえなくなってしまったり、情報が多いが故に、いらない情報にとらわれて意思決定が遅くなるという弊害をあげています。


完璧を期して網羅的に情報を集める。

そうこうしているうちに新しい事実が出てきて、意思決定ができなくなる。

これが網羅思考。


グズグズして、何もしないことの方が、リスクだ、とも言っています。


内田さんが、コンサルタントをしていて、ダメな企業だなぁと思ったのは、完璧主義である企業、人の提案には、まず批判やあら探しから入る、そしてそれについて悪気がない企業、とのこと。

そして、そういった企業は、頭の良い人が多い企業、例えば伝統的大企業に多いとこのこと。


ソルトちゃんの会社が、まさにそれ!

去年まで一緒に仕事をしていた上司が、まさにそれ!!


この上司。

意思決定が遅い上に、部下に対し瑣末な手直しを何度も命じ、そして方向転換をいきなりする、そして仕事は進まない、、、。部下ガックリ。


という感じで、随分苦しめられました。


なんだかこの本の記述を読んで、

「まさにあの上司!ほらごらん!ずいぶんダメ出しされたけど、ソルトちゃんの考え方は間違っていなかったんだわ🎵」

と、溜飲が下がる思いがしました。

そして、自分自身がそんな上司にならぬようにと改めて気が引き締まる思いをした次第です。


ああ、グチの回想録と、なってしまいました。


以下に、この本を読んで、ソルトちゃん自身が、得た知見、気をつけるべきことについて述べます。


①仮説を立てる上で活用する数字は、小数点までの細かいものでなく、ヒトケタで十分。

精緻な細かいものでなくてよい。

細かいところにこだわりすぎるなということでしょう。

それでも、数字で、モノを考えることは、必要ということ。


②分析をする目的は3つ。

1つ目は目的を発見すること、2つ目は相手を説得するため、3つ目は自分を納得させるため。

人は、様々なことを考えて、結論を出そうとします。

その際に行う分析の目的を明確にしておく必要があるなと思いました。

何のための分析かということが、ボヤけてくると、迷走することとなってしまいます。


③分析の手法

1つは定量分析、もう一つは定性分析。

分析手法は、仕事に就いてから、会社でガチで習う事はありません。

この本には、コンサルタントとして実際に企業に対して行った分析の具体例をわかりやすくして、考え方が示されていました。

この定量分析の方については、ソルトちゃんは、意識して使ったことがなかったと思います。

意図的にフレームワークとして使っていきたいと思います。


手法は4つ挙げられていました。


1つ目は、比較・差異分析

一見すると、どちらにメリットがあるのか、どちらが優位なのか分からないけれど、数に表し、並べて違いを見てみるということです。

そうすると、意外な結果が見えてくる、とのことです。


2つ目は、時系列で見る・長いスパンで物事を見る 

これは、なんとなくわかるような気がします。いつ

ただ自分がよく使うのは、去年とか一昨年とか、過去3年程度で物事を考えているやり方です。

もう少し長い5年とか10年とかいうスパンでさかのぼって見た上で考える、という手法は身に付けたいと思いました。


3つ目は、分布図による分析

わかっている事象を分布図に表す、要は見える化するということです。

それにより、見えてくることがあるということです。

頭の中でうっすら考えているだけでは、いかんということでしょう。


4つ目は、因数分解による分析

その物事を構成している要素を、よく考えて分解する、そしてさらに分解する、そしてもっと分解する。

細かく分解することにより、その物事がどんな形で成り立っているのかということを理解し、その物事を生成している要素の中で、何か解決策がないかと、考えるます。


④あと、仮説思考をするための頭の使い方についての記述も参考となりました。

オズボーンの9つのチェックリストのことを思い出しました。

アイディア欠乏の処方箋「オズボーンのチェックリスト」とその活用法|ものづくりの現場トピックス | キーエンス

ただし知っているだけでは使いこなせない、普段から意識してこういった考え方を使おうと心に留めておく必要があるなと思った次第です。


④少ない情報で短期間で答えを出して実行する、このサイクルをたくさん回す。

この本では、知的タフネスという言葉を使っていました。

仮説思考ができるのは、勘が良いとかIQが高いとかいう問題ではないとのことです。

とにかく失敗や経験を繰り返し、それに対してめげない、打たれ強いことが必要とのことです。

あと、時間とのプレッシャーの中でやっていくことについてもなるほどと思いました。

以前読んだ「0秒思考」を思い出しました。

極めて短い時間で、深掘りをして考えることにより、良い考えが浮かんでくるということです。


https://saltchan.hatenablog.jp/entry/2021/10/12/163420

長い時間をかけてダラダラやっていても、妙案が出ないということなのですね。


短時間で勝負!


以上、自分自身にとっては、気づきの多い本でした。


ただ、これらは、使いこなしてなんぼの話です。


「今日は試しにこの手法で、仮説思考やってみようかな🎵」という軽い感じで、継続して実践し続けることが大事なんだなと心得ました。