幸福学を研究している慶応大学の前野隆司先生のセミナーのお話の続きです。
前野先生は、面白いことを
おっしゃっていました。
「健康に気をつける」という言葉は
よく言われるけれど、
これからは、「幸せに気をつける」と
いうことも気にしていきたい、と。
幸せに気をつける???
前野先生の説明です。
健康の予防医学として、健康診断がある、
これは、体の状態を可視化するもの。
これにより、対策・アクションが取れる。
心の予防医学は、遅れている。
「心の状態も可視化する」ことにより、
心の健康を保つことができる。
幸せは、予防医学である。
そして、幸せの度合いを科学的に診断するツールとして、
次のサイトを紹介されました。
【幸福度診断 well-being-circle】
https://www.lp.well-being-circle.com/
無料で診断できます。
72問の問いに答えます。
自分が何に幸福を感じるのか、
今の自分の幸福の度合いを、数値化し、円グラフにしてくれます。
10分程度あれば診断が可能です。
一度きりでなく、何度でも診断が可能です。
幸せというと、ややももすると、
♯自分の気持ちの持ちよう、
♯周りの環境によるもの、
♯物質的に持っているものが多い、
など、漠然とした感じや、外的要因による、
と、考えがちです。
およそ、科学的な要素とは無縁に感じます。
しかし、科学的に計測できる、という考え方は、
非常に面白いと、ソルトは思いました。
自分が最高にハッピーの状態だったら、わざわざ
このような診断をしようと思わないのかもしれませんが、今、現在、気持ちがもやっとした感じで、落ち着かないときに診断してみると、
今の自分の幸せの度合いが可視化されるので、
客観的に判断することができます。
なるほどと、納得でき、すっきりした気分に
なることでしょう。
そして、また、より良い心の状態を求め、
前に進もうという気持ちになれるでしょう。
ソルトの場合は、幸せの偏差値は70点ほど。
平均値の60点より、やや上回っていました。
また、成長や挑戦すること、やり抜く事に対し、幸せを感じるという診断が出ました。
なんとなく納得。
前野先生のこの幸福学に関する説は、
今回初めて聞いたものではありません。
5年ほど前に知りました。
以降、先生の著作を読み、セミナーも数回聞いたことがあるので、先生の説の基本的な考え方は知っていました。
しかし、幸福度の診断ツールは、今回初めて知ったのです。
同じ先生による同じテーマであっても、「知ってるから」とスルーすることなく、学び直す、という姿勢は重要だなと思った次第です。
そして、この幸福度を診断するツールを、
健康診断と同様に定期的に活用し、自分の状態を客観的に理解し、かつ、前向きに、PDCAサイクルを回していきたいと思った次第です。
自分のお友達や、会社の社員・お仲間にも教えて、みんなでそれぞれの幸福を追求していきたい、と思いました。