「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
今習っているコーチングレッスンで、ドリームツリーについて学びました。
なるほど、と、思うことがいくつかあったので共有したいと思います。
ドリームツリーとは、人生の夢やビジョンを可視化、言語化したものです。
谷口貴彦さんの「ザ・コーチ」という本に出てきます。
普段、多くの人は、
・〇〇せねば、
・〇〇であるべき、
という考えで、行動し、生きています。
でも、それは、自分の心から願っていることとズレていることがあります。
ズレていることにより、日々の生活が中々上手くいかない、人生が楽しくない、ということになってしまう。
そういった問題を解決する手法の一つです。
まずは、自分の本心から出た、やりたいことを棚卸する。
人生で叶えたいことを100個書き出す。
できるとかできない、とかではなく、自分の希望を素直に書き出します。
お金持ちになりたいとか、
世界旅行がしたいとか、
起業したいとか、
という、大きなことだけでなく、
健康になりたい、とか、
本をたくさん読みたい、
果ては、新しいペンケースが欲しいとか、ちっちゃなことまで。
粒度を気にせず、書き出します。
これを、夢リスト、といいます。
その夢リストを眺め、自分が一生かかってやりたいと思ったこと、気づいた自分の価値観を「目的」にします。
その目的のために達成するものを「ゴール」といいます。
目的のために達成させるもの、100個書き出した夢リストの中から、何が何でも実現させたいもの、これを達成しないと死んでも死に切れないというものです。
ゴールには、実施日付を決めます。
そのゴールに向かうために具体的に行動する事を「目標」といいます。
目標は、具体的な数値を入れます。
いつまでにとか、どれぐらいとかの頻度等。
目的とゴールと目標の関係は、図に示すと、以下のような関係になります。
目的---ゴール1---目標1
\ \ 目標2
\ \ 目標3
\ \
\ ゴール2 ---目標1
\ 目標2
\ 目標3
\
\ ゴール3 ---目標1
目標2
目標3
……以下続く……
これが、木の枝のようになっているので、ドリームツリーと呼ぶようです。
目的と目標って似たような使い方をしちゃいますが、違うんですね。
目的が、最上位。
目標は、目的を達成するために枝となったいくつかのすべきこと。
因みに、なぜ、コーチングのレッスンで、このドリームツリーを学ぶかというと、目標に向かおうとするクライアントの行動を促すために、コーチ自身が目標設定をすることによる効果や、経験を踏むことが重要だからです。
ソルトちゃん、3年ほど前から、毎年、1年のうちに自分が叶えたいこと、達成したいことを書き出しています。
2年間ぐらいは、20から30個がせいぜい。
今年は、10月末時点で、ようやく64個まで書き出しました。
なかなか100まで書き出すことができません。
講師の先生の説明を聞いていて、100個書き出せないという事は自分は、まだまだ自分の心からの願望にフタをしているのかな、と思ったりしました。
ドリームツリーを作るメリットは、1枚の紙にまとめることにより、
自分自身の考えを言語化し、可視化できる。
オートクライン機能が働き、それに向けて動くことができる。
迷った時に、そこに立ち返ることがしやすい。
ことです。
ソルトちゃんは、15年ほど前から、人生の目的、目指すべき方向、ミッションステートメントなるものも作っています。
しかし、まだまだ達成できないものもあります。
このドリームツリーの説明を聞いて、自分自身に足りない事が分かりました。
大きな「目的」は定めていますが、期限を決めて数値的にすべきことを明らかにする、要するに「目標」が、はっきりしていない。
目指すべき方向は、なんとなく決まっているものの、そのために具体的にすべきことが漠然としている、ということです。
講師の先生曰く、多くの人は、目的や目標を言語化していない、とのこと。
ソルトちゃんのような人は珍しい、と先生は褒めてくれました。
しかし、まだまだです。
もう少し、自分自身の棚卸しを続け、やると決めた事は、具体的な方策をよく考えていきます。
最終的な自身の人生の目的達成のために、きちんと決めたことを実行し続ける。
そして、誰かの目的、目標達成の応援をすることに役立てる。
そのために、毎日1ミリ前進していきたいと思った次第です。