「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
樺沢紫苑さんのセミナー、Web心理塾。
今月は、本を出版したい会員さんたちが、自分の出版したい本の企画書を発表し、樺沢先生と編集者の城村典子さんに評価をしてもらう、という企画書コンサル会でした。
ちなみに、企画書とは、出版企画書のことであり、以下の事項を満たしたものです。
■書籍タイトル (各1行)
■肩書きと著者名 (1行)
■企画概要 (6行)
■著者プロフィール (6行)
■読者ターゲット (3行)
■構成案 (13行)
■類書(2行)
■過去の出版経験
それぞれの項目には、行数制限があります。
書きすぎてはいけない。
コンパクトに要領よく表現しないといけないわけです。
今月は、商業出版をしたい会員さんが、企画書を携え、59名も参加!
一人一人が順番に、自分の出版したい本の企画書をもとに、会場で1分間スピーチ(プレゼンテーション)をする、という形式です。
会場にリアルで参加できない会員の方は、企画書のみを提出していました。
そういった企画書も含め、全59もの企画書の一件一件に、樺沢先生と城村さんがコメントをされていました。
それを見ることにより、出版企画書とはどんなふうに書けばいいのか、そして、企画書の良い例や、良くない例が、実例を通じ、理解することができました。
ただし、それを聞いたソルトちゃん自身が良い企画書を書けるか?っていうのは、別の次元の話ですが…。
それにしても、皆さん、いろいろな人生があり、いろいろな経験をされているんだなぁ、と一つ一つに感心でした。
そして、企画書の内容によっては、この人の話、聞いてみたいなー、どんなノウハウで、ここまできたんだろう、、、と興味をそそられるものがいくつかありました。
1つのことを書籍に著すためには、言葉の使い方、切り口というものが非常に重要だなということが理解できました。
そして、バランスよくそれを言葉に表す必要があるということもわかりました。
自分自身の伝えたいことだけを前面に押し出していては、非常に収まりの悪いアンバランスな内容となってしまいます。また、書き方に過不足があると、書く側は、よくわかっていることを文字に著すわけですが、その事項についてなじみのない読む側の理解が、追いついて行けず、論理が飛躍してしまう、ということもあります。
これは、人にモノを説明するときの、基本的な練習にもなるなぁとつくづく思いました。
それにしても、一つ一つの企画書に対し、樺沢先生と城村さんが、ズバッと、大変的確なコメントをされているのにはこれまた感心でした。
さすがに、多読の人は、瞬時に理解して、本質をついたコメントが、すぐできるんだ、、と思いました。
そして、ちょっと、あれれ、と思う内容の企画書に対しても、城村さんが、優しく、前向き、かつ、理論的に評価をしている点が印象的でした。
自分も、他人の仕事に対し、こういったモノの言い方ができるといいなぁと思いました。
また、Web心理塾の先輩著者、野上浩一郎さんの体験談がとても具体的で、面白かったです。
ダイエットコーチをされているとのことです。
「たちまち5万部突破! 『3か月で自然に痩せていく仕組み』 (ダイヤモンド社)の出版&販促戦略」
というテーマでした。
3か月で自然に痩せていく仕組み 意志力ゼロで体が変わる! 3勤1休ダイエットプログラム
出版をするだけでなく、売るためには、個人、書店、様々な方面に対し、徹底的に、ここまでやらないといけないのだ!?ということを、段階を追って説明されていました。
体験談っていうのは、非常に貴重なものです。
そういった点で今月のWeb心理塾も、へー、なるほどの連続。面白いモノでした。