女性中間管理職ソルトの「へーそうなんだ~」日記

中間管理職、主婦業そして母親業やってます。自由に生き、自立した女性を目指し、好奇心の赴くままに生きています。また、またそんなお仲間を増やしたい。フォローよろしくお願いします。

子供の自立支援について思うこと

今日は、息子の在籍する通信制高校の先生との面談日でした。

息子は、現在休学中の扱いとなっています。

来年度、どうするのかと言う事について、こちらの考えていることを伝え、先生との話し合いをしました。


このまま継続して学校に籍を置き、来年度からは単位取得して、卒業に向けて頑張るのか、それとも高校認定試験を目指して細々と学業への道を続けるのか。

それとも、思い切って学校を退学して、違う社会と繋がるのか。

違う社会とは、別の学校に入学し直す、アルバイト先を見つけて働く、もしくは自立支援の団体にお世話になるのか…。


選択肢は、いろいろあると言う事について先生から説明を受けました。


ここ2年ほど、息子は、学校のことについて、一言も物を言いません。

尋ねても貝のように口をつぐんで黙っています。


それ以外の会話については、親子の会話は充分な位、成り立っています。

私の尋ねることについて、きちんと回答はする、反対に自分の要求については、ちゃんと意思表示をします。

そして、家事、いわゆるご飯作りや後片付け、洗濯、お使い等はちゃんとこなしてくれます。

わがままも言わず、無駄遣いをするわけでもなく、家庭内暴力を全てもなく、大人しく家の中で、ほぼ1日を過ごしています。

困らせることはしない。
ハッキリ言って無害。


私が外で朝から晩まで仕事をしていることから、ある程度家事をして働いてくれる、、、それはそれで非常に重宝している不登校息子。


いつかは自活してほしい、と、親として考えていますが、なんとなくそれで日々の生活が成り立っているので、危機感を覚えなくなっている自分に気づきました。

私、そう言えば、親として、息子が社会生活へ復帰するための取組を、毎日意識してやっている訳ではないな…と。

息子は、「人とのやりとりが苦痛」と、中学校で不登校が始まった頃、言っていましたが、今現在は、私と一緒に外へ出かけることも、スーパーへ一人でお使いも行くこともできます。

そして、電車に乗って通院することもできるようになりました。

こないだは、床屋に自分で電話予約をして一人で散髪しに行っていました。

少しずつは、社会復帰できるよう前に進んでいると思います。

しかし、世間一般のお子さん方と違って、ずいぶん緩やかな進度です。


今日、先生との話をして、少しだけ焦る自分を感じました。

そう言えば、私、まだまだ、子供たちに対して手厚い対応をしているのかもしれない…。

毎日の食事作りもそうですが、まだまだ、手をかけすぎているところがあるかな、と。
困る前に手を出してしまっているのかな、と。

 

もう少しだけ突き放してみて、自分で自分のことを考えさせる環境に追い込む必要もあるのかな、と、今日の先生の面談を通して思い直しました。