上司たるもの気を付けるべきこと
〇上司の指示が簡単すぎて理解できない時
こんな時、意図・背景を確認してみるも、めんどくさそうに答える。もしくは、再度の説明が不十分であり、結局、分からない。
既に、上司から、答えるのも煩わしい、というオーラが出ている。
仕方なく、分かりました、と言って、取り掛かってみるが、やって持っていった仕事をダメ出しされて、2度3度4度…と、手直しする羽目になる。
手直ししている間に、指示が変遷する。
この上司は、この時間のロスをどう考えているのか、と、つくづく思う。
〇上司の説明が長すぎる時
本人は説明を十分にしているつもりらしいが、段々言っていることがズレてきて、何を言ってるのか、本当は何が言いたいのか、どうしたいのか、分からなくなってきて、結局、理解ができない時もある。
聞く側としては、疲れてきて最後に思考停止状態になる。
はい、はい、と、とりあえずうなずくも、我ながら、全く誠意のない相槌である。
この場合も、結局、仕上げた成果物は一発合格しない。
途中経過を持って行くと、出来上がった物を持ってこい、と言う。
〇考察
どちらのパターンも、コミュニケーション不足によるものである。
上司たるもの、聞こうとしている部下には、丁寧に答える、部下がなぜその質問をしてくるのかを推し量ることが必要。
また、自分の指示を部下が理解したかどうかを、相手に尋ねてみる、答えた部下の答えにズレがないかを確認する、ということが必要。
自分が部下と向かい合う時は、この点は気を付けたい、と、強く思う。
ちなみに、この上司は、朝から晩まで会社にいる。
そして、その上の上司の顔色をいつもうかがっていて、余裕がない。