女性中間管理職ソルトの「へーそうなんだ~」日記

中間管理職、主婦業そして母親業やってます。自由に生き、自立した女性を目指し、好奇心の赴くままに生きています。また、またそんなお仲間を増やしたい。フォローよろしくお願いします。

初めての大腸の内視鏡検査~医療は受け身でなく主体性を持つ(検査を受けて結果を聞くまで編)

キリキリとした腹痛と、ゲップの多さから、

勧められて、大腸カメラ検査を受けることとなりました。

いよいよ検査を受けるところから、その結果を聞くまでの記録です。

 

【参考1:大腸カメラを受けるに至った経緯】

初めての大腸の内視鏡検査~心配していたほどの負担感なし(キッカケ編) - 女性中間管理職ソルトの「毎日1ミリ前進!」日記

【参考2:大腸カメラの事前準備】

初めての大腸の内視鏡検査~当日の下剤は早めに服用を(検査前日から当日の朝まで編) - 女性中間管理職ソルトの「毎日1ミリ前進!」日記

 

クリニックに到着

待合室で水を飲み、最後の排便(排水みたいな感じ)で、ほぼ色のない水になったことを確認でき、一安心。

 

着替え


看護師さんに呼ばれ、検査室の前室に行きます。

 

浴衣みたいに前で閉じる青い検査着を羽織り、
パンツは、不織布で出来た短パンのようなものに、

履き替えます。

 

この短パンが面白く、色は真っ黒。
お尻に当たるところに、10センチ位の穴が
開けてあります。

どう見ても、これは、内視鏡を通す穴です。

 

平静を装っているソルトですが、こういうものを間近に見ると、緊張が高まります。

 

いよいよ検査

 

検査室に入り、看護師さんの指示の下、
処置台の上に、左側を下にして
横たわります。

 

「まな板の鯉」とは、よく言ったものです。
まさにそんな感じ。

 

後は、もう全て看護師さんの言うなりです。

 

肩に1本注射を打ちます。

 

1-2分したところで、先生が登場。

注射を打ったので、効き目が出るまで、
しばらく待つのかと思いきや、早速、
「始めますね」と、処置が始まります。

 

内視鏡を作動させる機械が、ブルブルと動き出します。
「お尻の穴にゼリーを塗られたなあ」と思ったら、もう、内視鏡が自分のお尻に差し込まれました。

 

え〜、もう?早!

という感じです。

 

意外にも、鋭く痛む、という感覚はなかったので、とりあえず、安心。

 

先生が内視鏡の管を、どんどん体内に入れていくにあたり、指示をします。

 

仰向けになるように、
右を下に横たわるように、
再び仰向けになるように、
などと、

 

内視鏡を、腸管に入れやすくするための
指示のようです。

お尻(大腸)の中に入っている内視鏡
体の向きを変えるたびに、勢い余って
飛び出してしまうんじゃないかという、
一抹の不安を覚えつつ、看護師さんに
介助されながら、体の向きを変えます。

 

時折、お腹の下の方や、みぞおちのあたりに、

内視鏡が入る時、若干の鈍い痛みや
違和感を覚えたりすることもありました。
しかし、我慢できる程度のものでした。

 

検査室には、モニターがありました。

仰向けになっている時も、横になっている時も、自分の大腸の中の様子が観察できるようになっています。

 

こんなこと滅多にない機会です。
モニターに映った自分の大腸の様子を
見られるとは。

これにより、かなり気を紛らわせることが

できました。

 

腸の中は、意外にも、凸凹しておらず、
ツルツル。
きれいなピンク色をしているなぁ、というのが

感想です。

 

体の向きを変えるのにも、体内の内視鏡の感触にも慣れてきた頃に、検査が終了しました。

 

時間にして10分。

 

先生の診断は、「はぁ?!」

 

着替えが終わって、呼ばれて入った診察室で、先生から、
「粘膜もちゃんとしていて、異常ありませんでした。よかったですね。それでは、これで。」

と、告げられました。

 

「え?それだけ?」
ソルトの内心。

 

もともと、
ゲップが頻繁に出る。
時々腹がキリキリ痛む。

 

というのが、ソルトのお悩みです。


そこに対する対処法や、何らかのコメントは無いのでしょうか?

 

先生に、
「それではゲップや腹痛の原因は何なんでしょう」と、焦りつつ尋ねるも、

それに対する答えはなく、


「また、胃腸薬を出しておきましょうか」
とのみ。


不退転の決意で臨んだ大腸カメラ検査が
無事に終わった安堵感は、あったものの、

なんだか、ものすごくがっかり。

 

まるで、
Aに対する質問をしたのに、
答えは、Bです、と、
まるっきり違うことを回答されたような、
肩透かしを食らわされたような気分です。

 

「〇〇の症状かもしれませんね」

「〇〇の可能性があります」などと、
この先生が見てきた症例の中で、考えられる
病名だけでも教えてくれれば良いのに。

 

目に見えるもの、観察できるものの範囲内に

何も異常がなければ、それで良い。


医者としては、目に見えるなにかがなければ

判断ができない、ということなのでしょうか…。

 

結局、胃薬の処方は断り、そのまま帰宅しました。

 

今回のことで分かったこと

 

  1. 医師は、万能の神ではない。
  2. 自分の体は、自分で主体性を持って管理すべし。
  3. 自分の体のことは、医師に頼れば、なんでもかんでも分かるものではない。
  4. 治療も、医師にすべてお任せすれば、万全という訳ではない。
  5. 医師から提示された治療方法は、自分が意思を持って、主体的に選択していくものである。

 

今回の検査を受けるにあたり、
年上のお友達数名から、
「腸の検査は、受けておいた方がいいよ」
と、アドバイスをもらっていました。

だから、勇気を出して、今回の大腸カメラを
受けた事自体は、正解だったと思います。

 

自分の中で、新しい経験が増え、世の中での怖いものが、一つなくなりました。

 

また、今回モニターで中を観察できた自分の腸の中を見て、「腸を大切に扱おう」と
改めて思うことができました。

 

「腸に悪いモノは食べられないなぁ、、」と。
今後は、暴飲暴食もやめておこう、と、思いました。

 

主体性を持つことの重要性は、

医療を受ける時も重要なんだ、と、

今回の一連の体験でつくづく思いました。