女性中間管理職ソルトの「へーそうなんだ~」日記

中間管理職、主婦業そして母親業やってます。自由に生き、自立した女性を目指し、好奇心の赴くままに生きています。また、またそんなお仲間を増やしたい。フォローよろしくお願いします。

メンタルクリニックで息子たちのことを相談し、ちょっとホッとして張り詰めていた気持ちが緩む

「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。


我が家には、社会復帰を緩やかに目指す2人の息子がおります。


💁🏻不登校を克服して専門学校生になり、雨の日も風の日も2年間頑張って通学を続けたものの、自信をなくし、この4月から再び学校に行けなくなってしまった22歳長男
🙋🏻4年間通信制高校を休み続け、この4月から高校1年生として復学したものの、すでに19歳の次男


二人とも、アルバイトする訳でもなく、友人達とアクティブに出かけることもなく、日がな自宅内でゲーム。時々家事手伝いをしてくれる、といった日々です。
特に、長男の方は、近頃、心を閉ざしてしまい、部屋に鍵をかけてこもってしまっています😞


今日は、定期的に通っているメンタルクリニックの予約日でした。
息子たちの不登校・引きこもり対策として、4年くらいお世話になっているクリニックです。
息子たちが診察を受けるため、そして、母親である私自身が相談に乗ってもらうために通っています。


肝心の息子たちは、通院したり、通院しなかったり。
ソルトちゃんが苦心して入れた予約を、すっぽかす事は、しばしばです。
今日こそは、息子たちもクリニックに出向いて診察を受けてほしかったのですが、結局、2人とも行きませんでした。


長男は、寝ていて起きる気配が全くない。
揺り動かしても、目覚めません。
あらかじめ言っておいたのに…。


一方、次男は、「いく必要がない。困っている事は無い。」とキッパリのたまう。
外に出て、人との交流、という社会活動を思いっきり避けているのに、「困っている事は無いだなんて…」


せっかく、仕事を休んで通院につきそうつもりだったのに、今日も空振りか。
どうしてうちの子たちだけ、こんなんなのだろう。


特に、22歳の長男の方は、この先どうなっちゃうんだろう。
親であるソルトちゃんが、毅然とした態度を取っていないからいけないのか。
こないだも、そうやって言われたことあるし。


などと思いつつ、憂鬱な気分で、ひとりでクリニックに赴くソルトちゃん。
思い通りにならないことにため息をつきながら。


クリニックで診察室に呼ばれ、本人たちが来れなかったことを詫びながら、主治医の先生に、息子たちの近況を話しました。
そして、「お母さんは、親としてもっと毅然とした態度を取っても良い」と、最近になって何人かの人からアドバイスを受けたことを話しました。
話をしていて、何だか自分自身が、ダメ親で、卑屈になっているのを感じます。


ソルトちゃんの話をひと通り聞いた先生のコメント。
「お母さんは今まで通りで良いですよ」


「つき放す、というやり方もありますが、今まで息子さん達を見ている限り、暴力を振るうわけでもないし、お母さんとの関係性は、良いと見受けられます」


そのアドバイスを聞き、なんだかホッとした自分を自覚しました。
自分のことを肯定してもらえたから。
そして、涙が少しばかり出てきました。
ああ、ソルトちゃん、近頃、心のどこかで、自分をずっと責めていたのだー、ということに気づきました。


今朝、目覚めた時よりも、肩の荷がおりたような気分になりました。
今日の診察は、問題の解決には直結しない出来事ではありました。
しかし、ソルトちゃん自身の気持ちが楽になりました。


息子たちが、社会に出ようとしない、出られない状況については、普段は、仕事が忙しいのもあり、なるべく気にしないように生きています。
不登校の子どもの母歴8年目だし。
また、ソルトちゃん自身、やりたいことをやって、人生を楽しもうとしています。


でも、心の奥深くで、息子たちのことを気に病み、自分の親としての対応方法に問題があったのではなかったか、どうだったのか、などと、今でもぐずぐず悩んでいるのでした。
それが、自分の中で結構なストレスになっていたことを、今日、自覚しました。
でも、自分の心の奥深くにあるこの負い目の存在を自覚することにより、なんとなく気持ちに整理がついたような気もちになりました。


こわばった気持ちが少しばかり緩んで、帰途につくソルトちゃんでした。