「毎日1ミリ前進!」を目指す女性中間管理職ソルトちゃんです。
富士登山の準備記録を書き切らぬうちに、本番、登山当日を迎えてしまいまして、無事下山してきました…。
これからのブログは、
登山初心者ソルトの、
おひとりさま富士登山体験記、
準備したことが実際役に立ったか否かの検証、
の2つの観点で書いていきます。
今日は持ち物について。
あれも要るかな、これも要るかな、と、踏ん切りがつかず。
不自由な思いは、したくない。
とは言え、登山用品にお金をかけ過ぎたくないし。
そして、日焼けで真っ黒になってシミを作るのは避けたい…。
などなど。
迷いに迷って、会社の勤務時間や家事の合間を縫って、リアル店舗に出かけていったり、ネットでアイテムを揃えました。
持ち物は、基本的にこの本を参考にしました。
富士山ブック 2021 https://www.amazon.co.jp/dp/B0976PKZS1/ref=cm_sw_r_cp_api_8E5101AYYNWNWGMPKX3J
この本に載っているもの以外で、
持っていって正解!
重宝したアイテムベスト3は、次のとおりです。
1Bluetoothのワイヤレスイヤホン
2スマートウォッチ(Apple Watch)
3紫外線チェッカー
ワイヤレスイヤホンは、おひとりさま登山で、山道を黙々と登るのに飽きてしまったり、気持ちが萎えてしまったりするときに、スマホとイヤホンを活用して、何かを聴きながら登ることができ、重宝します。
特に8合目を超えると、気圧が低くなり、空気も薄くなってきます。
数歩、歩いただけで息が上がり、苦しくなってきて、辛かったです。
そんな苦しさを紛らわせるためには、非常に良いものでした。
私の場合、Audibleで本を聴きながら登山しました。
今回の富士登山で、本が2冊読めました。
スマートウォッチは、自分の心拍数や睡眠時間、歩数などの活動量を客観的に知るために役立ちました。
ものすごく苦しいと思った時、Apple Watchで心拍数を見ると、確かに130~160の辺りを示しています。
心拍数が140超えたときには、無理して行軍せず、一旦立ち止まり、休憩を心がけました。
また、山小屋で1泊した時には、睡眠時間が2時間51分で、そのうち深い睡眠がいつもの半分しかなく、、ということを客観的に測ることができました。
あまり眠れていないから、ソルト、無理は禁物、という自制心を持って、行動をすることができました。
紫外線チェッカーは、知らない方のために言うと、紫外線のレベルによって、色が変わるちっちゃなプラスチック製のキーホルダーみたいなものです。
天候に恵まれたので、紫外線チェッカーは、常に紫外線がマックスという計測結果でした。
それを見るたびに、あ、日焼け止めを塗り直さなきゃ!
ということを思い出させてくれました。
御来光が上がった後、朝の6時、7時でも、紫外線はしっかりありました。
危ない危ない。
反対に、
持っていかないほうがよかった、荷物になっちゃった…アイテム
1着替え(Tシャツ、ズボン、下着の上下、靴下2本)
2替えのタオル2枚
3カッパ上下
登山した二日間は、快晴に恵まれました。
非常にラッキーだったと思います。
そのため、雨に降られるかも…、霧で湿気るかも…、などと心配して、衣類が濡れたらいけないと思い、用意した着替えやらタオルは、全く不要になりました。
レンタルで、雨に強いゴアテックス製の上下を借りたものの、それでも心配で、その上に着るべく自前でカッパを持参しました。
このカッパは、1度も活躍することなく終りました。
また、山小屋に一泊したのですが、お風呂もないため、結局、着替えることもなく…。
というか、空気がさらっとしていたせいか、衣類を替える必要も感じませんでした。
せめて靴下ぐらいは交換しようと思って交換しました。
しかし、登山用のウールの靴下を利用したせいか、こちらもさらっとしていて、靴下ですが、替えても替えなくても、どちらでもよかったかなぁという感じです。
汗もいっぱいかいたらタオルもいるなぁと思い、タオルは全部で3枚持参しました。
しかし、実際使ったのは1本のみ。
その1本ですら、ほとんど使う場面はありませんでした。
だって、五合目より上は、手を洗う機会もないし、汗をかいても、空気が乾いているせいか、いつまでも汗が滴り落ちるという事はなかったからです。
これらの荷物は、ザックの中で非常にかさばり、ザックがパンパンとなる要因となりました。
そして、必要な物を探し出すために、非常な障害物となってしまいました。
山の上に行くに従い、空気が薄くなるせいか、動作も緩慢となり、判断力も鈍りがちです。
ザックから必要なものを取り出す簡単な動作ですら、大義な感じがしました。
荷物は、欲張っていろいろ持たず、身軽であればあるほど、良いな、と思った次第です。
富士登山、用意周到になることは大切ですが、思い切りも大切。