ユーハイムって、生ケーキを作って売っているんですね。
バームクーヘンしか知りませんでした。
先日、日経新聞の木曜夕刊にユーハイムの社長さんのインタビュー記事が2週続けて掲載されていました。
【日経新聞の夕刊のその記事。冒頭のところだけですが…】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF19A470Z11C21A1000000/
もともとバームクーヘンなるものが好きな私であったことから、フムフムとその記事を読み、その心意気にちょっと感動しました。
ユーハイムでは、乳化剤など添加物を使わないお菓子作りを目指していて、「純正自然」ということを社是としているそうです。
【参考:ユーハイムのホームページの説明】
https://www.juchheim.co.jp/philosophy/philosophy2_1
お菓子作り、乳化剤を使わないというのはなかなか難しいことなのでしょう。
たいていのお菓子には入っていますから…。
そこで、金曜日の夜、仕事が終わり、気持ちが大きくなっているということもあって、百貨店の地下へバームクーヘンを買いに行った次第です。
ユーハイムの売り場のバームクーヘンが並んでいる横に、ガラスのショーケースがあり、そこにケーキが並んでいるのを見かけました。
日本のおしゃれなケーキ屋さんによくある、繊細でカラフルな色合いや形のケーキと違い、どっしりとした存在感があり、落ち着いた色合いと落ち着いた造形美のケーキが数種類並んでいました。
なんだかそれらの美しさに惹かれ、この日はバームクーヘンそっちのけで、ついついケーキを買ってしまいました。
今回、私の目に留まったのは、ブロッケンザーネトルテ、という名前のケーキです。
ドイツでは伝統的なケーキのようです。
初めて聞く名前ですので、お店で名前をうまく発音できませんでした。
どこで区切って読むのか一瞬わからず、しどろもどろに、ブロッケンザー、ネトルテ、とか何とか言ってしまいました。
後からよく考えれば、トルテの仲間みたいなので、
ブロッケンザーネ トルテ
ということなのでしょう。
帰宅して、晩御飯を食べた後、お皿に出して、いただいてみました。
シュー皮が、ハードな感じで、とても食べ応えがあり、クリームも軟派な感じではなく、しっかり、どっしりした質感で、とてもおいしくいただきました。
さすが、質実剛健のドイツ、っていった感じのケーキでした。
ごちそうさまでした。
なお、今回買ったケーキと、その他のケーキのラインナップがわかるシートが、店頭に置いてあったのでお店のお姉さんに断って写真におさめてきました。ご参考までに。