皆さん、シャープの調理家電、ホットクックってご存知ですか?
こんなんです。
https://jp.sharp/hotcook/
今夜は、仕事で帰宅が遅くなってしまいました。
帰宅してから晩御飯作るのは時間もそんなにないし、疲れていて億劫。
コンビニ弁当でも買おうかと、ぐらっと気持ちが傾くも、店内で陳列されている商品を見て、考えを改めました。
野菜不足になっちゃうし、タンパク質も足りない。
ああ、食品添加物もいっぱい入ってるし…。
これにお金を払う位なら…、と思い直し、結局、手ぶらで帰宅しました。
家まで歩いている途中に、家の冷蔵庫にある材料を思い出し、「そうだ!スープパスタ作ろう」と思い立ちました。
材料はこんな感じのものです。
パスタ、キャベツ、にんじん、冷凍コーン、塩麹漬けにしておいた鮭の切り身、塩、醤油。
あ、冷蔵庫にしなびたピーマン、2個発見!
これも入れよ。
種子やヘタを取ると、更に時間がかかるので、無視して、洗った後、そのまま縦に細切り。
オリーブオイルをホットクックの内鍋に入れます。
その中に、2つに折ったパスタを入れて、内鍋を両手で掴んで左右に振り、パスタにオイルを馴染ませます。
パスタの上に、刻んだ野菜をどんどん入れます。
鮭の塩麹漬けも入れ、冷凍コーンも追加。
その上から、お水を入れます。
パスタ100グラムにつき、500ミリリットルという計算です。
今回は300グラムのパスタなので、水は1500ミリリットル入れました。
次は調味料を入れます。
調味料の塩分量は、とても重要です。
薄すぎても美味しくないし、しょっぱすぎても味が濃くて食べられない。
浸透圧の関係で、人間がおいしいと思う塩分濃度は、大体具材の0.9%前後の塩分量なのだそうです。
0.9%っていうのは、人間の体液の塩分濃度なんだそうです。
そのくらいの塩分濃度の食べ物を、ヒトは、おいしいと感じるんだそうです。
シェフの水島弘史さんのロジカルクッキングの本で、覚えました。
「だまされたと思って試してほしい 料理の新常識 」https://www.amazon.co.jp/dp/4800240700/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_X4VH2DYQ8Z6GXY9P58SM
我が家では、塩分控えめを旨としているので、今回については、具材の重量の0.6%の塩分量とします。鮭も塩麹に漬け込んであったから、すでに味がついているし。
最適な計算方法は、こんな感じです。
水を含んだ全材料の重量に、0.6%をかけます。
今回、全ての材料の重量は2,360gなので、
使用する塩分の重さは、2360 g× 0.6% = 14gと計算します。
味付けは塩と醤油をミックスして使いました。
醤油大さじ3 を入れました。
しょうゆ大さじ3の塩分量は、大さじ1の塩分量2.6g× 3さじ分=7.8gと計算。
残りの塩分は、塩で補うこととし、14g− 7.8g =6.2gの塩を、キッチンスケールで量って、内鍋に入れました。
ホットクックのスイッチオン。
ホットクックのメニューに、スープパスタというメニューモードがあるので、今日はこれを使用。
具材を揃えて、洗ったり、切ったりして、、、すべてを鍋に入れて、ここまでで12分。
出来上がりまでに25分かかるとのことですから、待つあいだ、お風呂のお湯を入れたり、仕事帰りに買ってきたお花を花瓶に生けたり、
お茶を飲んだり、
Apple Watchを使ってマインドフルネス瞑想をやったり…、
クレンジングを使って洗顔したり、、、
などと、自分の時間を過ごしました。
具材をホットクックの説明書よりもやや多めにしたので、出来上がるまでに37分かかりました。
こんな感じです。
盛り付けた時はこんな感じ。
塩分量も、麺の茹で具合も、ちょうど良く、タンパク質も野菜もたっぷりの晩御飯をとることができました。
ちなみに、野菜は、一人当たり、大体120グラム使用しています。
タンパク質は、一人当たり、大体30グラムぐらいかと。
コンビニ飯に頼らずに済み、外食もせずに晩御飯を済ませることができました。
台所につきっきりで待つことなく、他のことをやりながら、おいしいご飯の出来上がりを待つことができる。
こんな時、ホットクックは、ほんとにほんとにありがたいと思います。
今日のパスタを、噛み締めながら、つくづく思いました。
ホットクックは、炊飯器よりも一回り大きいので、置き場所が必要、とか、操作がめんどくさそうとか、味付けをするのに具の重量とか調味料の塩分量を測るのが複雑そう、と、一見すると思われるかもしれません。
一度使ってみてそのメリットを知ると、便利なことこの上ない家電です。
また、あれやこれやと実験をすることが好きな方にとっては、非常に面白く知的好奇心を満たすための最適なアイテムだとも思います。
それにしても、やっぱり仕事に帰宅が遅くなるのは良くない。
たとえ、おいしいご飯でも、栄養バランスが取れたご飯でも、夜遅く食べていては、体に悪いので、早く帰るに限ります。