「お金を払ってセミナーを受ける」と聞くと、皆さん、どんな風に感じられますか?
「時間がない」
「お金がない」
「ものすごくハードルが高い」
「意識が高い人がやること」
「自分には縁がない」
などと、思われる方は多いと思います。
でも、思い切ってセミナーを受けると、
「そのテーマに沿った知識が得られる」
だけでなく、
「日々の生き方を、より良く変えていきたい」
という意欲が持てます。
私たちは、日常生活のすべきことに押し流されがちで、自分がやりたいこと、自分の生きる意味」について意外と考えていません。
セミナーを受けると、そういったことを真剣に考えるキッカケが得られます。
「自分の将来は、もっとより良くなるのでは」
という期待を持てます。
先日、聴いたセミナーは、精神科医樺沢紫苑さんの主催するウェブ心理塾でした。
この塾は、
♯情報発信をすること
♯出版をすることを目指すこと
が、年間を通じてのテーマです。
というと、ほんの一部の人だけがターゲット
のように感じてしまいがちますが、
そんなことはありません。
前述した、「より良い生き方」「自分とは何か」について、考える技術を学ぶことができ、それを言葉で表すことの訓練ができます。
今月の講師は、3名。
以下、ソルト自身が得た学びのポイントです。
1樺沢紫苑さん(精神科医:出版企画書の書き方)
注:出版企画書とは、本を書く上でのプランを、
紙1枚で表したものです。
紙1枚と言うと、実に簡単なように聞こえますが、これが難しいのです。
出版企画書を書くポイント
♯本のタイトルで、その内容がすぐに連想できる
♯ただし、タイトルに言葉を盛り込み過ぎない
♯タイトルは、企画書を書いていく中で、100個(!!)書き直して錬る
♯タイトル、内容、自身のプロフィールに、
一貫性を持たせる
♯ 余分な情報は書かない
♯プロフィールで、自分自身がその本を書くのに、ふさわしい専門家であることを示す
♯1枚の企画書のスペースを無駄にすることなく、いかに情報を盛り込むか
♯読者となるターゲットは、最大何人いるのか考える
♯類書を研究する
言葉を練り上げる作業の面白さを、
感じました。
そのためには、自分のことをよく考え抜く
必要があります。
2八木仁平さん(『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』の著者。このベストセラー本を出版するまでに至った経緯)
八木さんは、自分の個性を、正しく理解することにより、個性を社会の中で活かすことができるという信念を元に活動されています。
「自己理解メソッド」を構築し、色々な人に対し、
自分探し、自分分析、自分のやりたいことを
見つける手助けをしています。
八木さんの話の中で、印象的だった事は、
次の3つです。
① 覚悟と熱意が必要
「10万部売れる本を出したい」という
自分の強い覚悟、周りを動かす熱意が必要。
②あらゆる手段を使う
セミナーを受けたり、その道の達人に
聞きまくり、研究をする。
③信じる
自分の個性には「誰かを救う役割が必ずある」と信じる。
ご本人は、
「国語、算数、理科、社会、自己理解」と
言われる社会を作りたい、と、
おっしゃっていました。
ユニークなキャッチフレーズです。
八木さんは、社会で仕事をしていくことに
やりにくさや挫折を覚え、鬱状態となり、
自分自身を理解するための手法を徹底的に
研究したとのことです。
逆境をバネにして、成功した方の典型例です。
熱意と信念を持って、とことんやり続けることの重要性を学びました。
城村典子 さん(編集者。「本を書く」ためのセミナー)
① 自分は、どういう人間?
② 自分は、どういう未来を作っていきたい?
どういう世界で生きたい?
③自分は、誰に向けて何を伝えていきたい?
これらについて書く、というワークをしました。
「自分は何者?」について、考えるのです。
短時間で、サッと的確な言葉に表すことは難しい。
だけど、面白い。
知的な営みです。
城村さんのセミナーは、今までに何度か受けています。
その度に、「ソルトも、いつかは、自分の生きている意味を言語化したい。」と思います。
なんだかワクワクします。
5時間近くの盛りだくさんのセミナーでした。
3名の講師陣のお話を聴き、知的好奇心が満たされ、大いに刺激を受けました。
自分の生き方について振り返り、そして、
更によりよく生きるために前に進もう、と
思える内容でした。
【参加したセミナー】
5月20日(土)開催
出版企画書コンペ第2弾セミナー
「ベストセラー作家直伝! 出版を実現する企画書の書き方【完全版】」
https://e-ve.event-form.jp/event/52309/2305N